_ ゴールはひとつでもゴールへの道のりはひとつでないし,そもそもゴールがひとつとも限らない コメントを受けての回答.短いコメントゆえどのレベルの質問なのかわからないが,少なくとも3つの考え方がある. 答えはひとつだとしても,やり方は人それぞれでは? 答えがひとつの問題ならば確かにパターン認識という考え方をする方が効率がよい.しかし,パターン認識的方略を身につける方法は人それぞれだろう.暗記物の問題だったら,小学生時代の私なら適当に傾向の合いそうな問題集を用意して丸暗記するような方法をとっていたと思うが,丸暗記のスキルの程度によっては別の記憶の方略を用いる方がいい学習者もいるはずだし,どの方略がよいかを考えることこそメタ認知の問題だ.答えがひとつの問題であっても,学習方略は多様であるはず.個々の学習者のこうした工夫というか,努力の質というか,そういったものが評価される場も必要と考えている.
_ もしかしたら,それは論理的思考ではないかも知れない たまには書かねば,ということで.大変ご無沙汰しております. 三角ロジックベースの論理構成を扱うと,自分でbackingやrebuttalを考えなくなり主張の妥当性の詰めが甘くなる傾向があると思う.理由をいくつか考えているのだが,だいたい以下のものだろうか: そもそも三角ロジックがToulminモデルからclaim,data,warrantを抜き出したものでbackingもrebuttalもそもそも要素として入っていないのが最大の要因であろう. 三角ロジックの説明をみるとToulminモデルでいうbackingの代わりに,必要に応じてwarrantをclaimとして論証することで階層化することが求められている.この「必要に応じて」というところが曲者で,主張する側が必要と判断しない限りはいい加減なwarrantでも放置されてしまう可能性が
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