「主体的に行動しなさい!」と口酸っぱく連呼していても、さっぱり「主体的に振る舞えない」のはなぜなのか? ひとはどのようなときに「主体的」に行動するのか? ・ ・ ・ 主体性を持ちなさい、主体性を持ちなさい、主体性を持ちなさい! 主体的になれ、主体的になれ!、主体的になれ! ・ ・ ・ 教育現場や人事の研究などをしておりますと「主体的」「主体性」という言葉を耳にしない日はありません。 それほどまでに 教育を行う側や、管理を行う側は 生徒や従業員に「主体性」を発揮し、「主体的な行動」をとって欲しい と願っています。 そして自らの生徒や従業員が「主体的ではないこと」を憂いています。 そして自らの生徒や従業員に対して 「主体性を持ちなさい」 「主体的になれ」 という言葉を連呼しています。 ここには、教育を行う側や管理を行う側の背後仮説がすけてみえます。 それは 主体性とは「個人が獲得するもの」であ