【中日】和田、今季限りで引退 プロ19年美学貫く 2015年9月12日5時0分 スポーツ報知 6月11日、ロッテ戦で通算2000安打を達成した和田 中日・和田一浩外野手(43)が、今季限りで現役を引退することが11日、分かった。プロ19年目の今年は6月に通算2000安打を達成したが、昨年8月に死球で右手首骨折、同年11月に右膝手術と満身創痍(そうい)。本来のパフォーマンスを発揮できない状況から、ユニホームを脱ぐ決断を下した。 和田が自らの美学を貫き、惜しまれつつユニホームを脱ぐ。3日のDeNA戦で4番を務めるなど、現在も主力として存在感を発揮しているが、痛みを抱える両膝はすでに限界を超えており、試合終盤に代走や守備固めを送られることが多くなった。「走攻守すべてそろったプレーが持ち味」と自負してきたが、特に走塁と守備面で、思い描くプレーができなくなった。 オフだったこの日、和田はスポーツ報