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  • 勝海舟『氷川清話』 /トート号航海日誌(読書録)

    読書録428(2004.08.25) 勝海舟『氷川清話』(角川文庫、1973年16版) 『福翁自伝』(読書録426)をとりあげたらこの『氷川清話』もとりあげたくなる。二人は同じ咸臨丸に乗ってアメリカへ渡った間柄である。もっとも、福沢諭吉は在野で、勝海舟は幕府・明治政府の中で活躍したこともあってか、仲はよくない。福沢諭吉は、「痩我慢の説」で、旧幕臣でありながら新政府で海軍卿、枢密顧問官になった勝海舟を攻撃している(「勝海舟伝」書339頁)。 なお、書はトート号掲示板での田島さんのご推薦。 ▼書の内容 勝海舟晩年の語録。明治30、31年頃、東京赤坂氷川町、氷川神社の傍らの勝邸におい て、勝海舟の弟子やファンが何回か回を重ねて翁の回顧談をひきだし、それを速記せ しめたもの。 海舟という号は佐久間象山の書いた『海舟書屋』という額からとったという話に始ま り、自己の生い立ち、幕末

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