ブログのおかげ、ネットのおかげで、質量・世界ともに広がった。ここでは、あたらしい本との出会いかたについていくつか、紹介する。 昔は書店通い・ハシゴをするか、書評を漁るしかなかった。Popで店員さんのシュミを探るとか、文庫の解説から本の目利きを探すのも(地味ながら)有効だった。通いつめるうちに、「本に呼ばれ」て即買い→アタリだったという経験もある。無意識のうちに背表紙を読んでいたのだろうか? 今は、blogやtwitterやfacebook経由で触手を伸ばしたり、amazonのオススメに誘惑されたりと忙しい。大型書店や出版社の新刊情報も外せないが、玉と糞が混交しており仕分けほうが大変だ。本との出会いのチャネルが増えたのは嬉しいが、フィルタリングが要となる。「あたらしい本との出会いかた」に共通するのは、そこに「人」が介在するところ。ネットの向こうの人を介して、本を探す。「わたしが知らないスゴ本