現代の資本主義と資本の可能性 資本主義の定義 資本主義はレヴィアタン(リヴァイアサン:海)でもベヒモス(ビヒモス:陸)でもない、神によりヒトに供されたのか、そもそも認知されていたのかも疑わしい、神話以上に抽象度の高い空想のような、なぜ創造されたのかわからない謎多きジズ(*バハムート:空)のようです。 資本主義には、「前期資本主義」や「近代資本主義」など、資本主義の冠に時節を戴くことで、資本主義がその時々で変容してきたことを示していたり、「産業資本主義」「金融資本主義」「市場原理型資本主義」「修正資本主義」「福祉国家型資本主義」「社会主義的資本主義」など、資本主義とは異なるシステムを表す語を冠していたり、わざわざ資本主義の亜流、あるいは資本主義が徹底されていないことを示す語を戴いていて多種多様です。一律に資本主義の名を安売りしてよいものか訝しいものもあります。時代が下るにつれて諱(真名)を忌