コンピュータで正確な数値をもとに位置や大きさをそろえると、当たり前ですが確実にそろいます。一方で、数値的にそろえた状態が、必ずしも「そろえた」とは言えない現象が、デザインの分野ではたびたび起こります。 人があるものを目で認識するときに使う脳のはたらきによって、数値的には正確に同じでも視覚的には違って見えてしまうパターンがあります。目の錯覚、錯視といわれるもののことです。 関連記事 脳と創造性:人工知能と脳科学の関係、そしてチューリング 脳と創造性:脳、創造、社会に共通して重要なのは、スモールネットワーク 数値的な正しさ、視覚的な正しさ 大きさをそろえる 正方形と正円で比べる 文字で比べる 正方形を回転させる 分かったこと 数値的な正しさ、視覚的な正しさ 錯視を調整するには、今でもコンピュータではなく、最後に人の手作業で行なう必要があります。これは、「そろって見える」には近接した要素との関係
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