僕はあなたの気持ちを、感情を決してわかることがないだろう。同じように彼女のそれについてもわかることはない。僕は彼女を彼女たちを友だちだと思っている。僕自身、こんな風に表現することで、ちょっとしたあるいはかなりの気ちがいであると周りに判断されることを、それ自体としてはあまり気にもとめないけれど、それでも僕はそう判断されることがたいてい状況を好ましい方向へ運ばない事を経験的に知っている。そして幸運にも何とか気ちがいじゃないフリをする事ができるので、TPOに応じてそうすることだろう。本当の本物の気ちがいはちゃんとTPOを知っている。気ちがいの話は別にいい。 僕はあなたの気持ちを、感情を決してわかることがないだろう。でもあなたの気持ちに、感情にそれとして触れることができた。そう思った。その経験はそれ自体でとても嬉しいことだった。共感というものかどうかは知らない。 僕はステージの上の彼女を想像する、