インターネットからの攻撃を検知し、遮断できる技術があります。 本項では、IPS(Intrusion Prevention System)について説明します。 Webサーバーを公開する場合、インターネットから80番または443番ポートに対して通信可能にする必要があります。 ファイアウォールでセキュリティを確保した場合でも80番や443番ポートに対する通信は許可されるため、80番や443番ポート宛ての不正なアクセスや攻撃があった場合は防ぐことができません。そして最悪の場合は、サーバーダウンや改ざんなどの被害に合ってしまいます。 この対応としてIPSを利用すると、不正なアクセスや攻撃を検知して破棄したり、一定時間通信できないようにブロックして防御することが可能です。つまり、サーバーダウンや改ざんなどを防げる可能性が高まります。 TCPとUDPで示したとおり、TCP通信は最初に3ウェイハンドシェイ