警察官になりすまし、援助交際を見逃す代わりと偽って少女と性交したとして、警視庁は、東京都新宿区上落合1丁目の会社員松下八土史(かずとし)容疑者(28)を児童福祉法違反(淫行)の疑いで逮捕し、22日発表した。「警察官と言えば無料で抱けると思った」と容疑を認めているという。 少年育成課によると、松下容疑者はスマートフォンの出会い系アプリを通じ、都内の高校3年の女子生徒(18)と会うことを約束。昨年1月30日ごろ、新宿区内のホテルで会った際、偽の警察手帳を見せて「新宿署の警察官で売春のおとり捜査をしている。援助交際を見逃すかわりに、ただで抱かせてもらう」とうそをつき、少女と性交した疑いがある。 同課の説明では、松下容疑者は2014年秋ごろに出会い系アプリで女子生徒と知り合い、援助交際をしていた。偽の警察手帳は、インターネットで購入した警視庁のエンブレムの模造品を、定期入れに貼ったものだと供述して