きょう、激烈な朗報があった。 そう、モバイルICOCAの導入の報である。 長らく、モバイルどころかオートチャージやwebチャージもできず、クレジットカードチャージすら登録制(カードを変更すると封書が届く)という化石のようなシステムであったICOCAに、いきなり21世紀の風が吹いた。 このICOCAは関西でダントツのシェアを誇る他、全国の交通系ICカードのなかでも3位の普及率となかなかのもの。しかしながら、Suicaに比べれば4分の1程度(8千万枚に対し2千万枚)という微妙な利用者数でもある。これを見てか、一般のニュース記事では「採算性がない」という見通しが示されてきた。 ただ実際問題として、採算性が本当にないのかは微妙なところだ。プラスチックカードとその物理的なチャージ機が必要なICOCAカードと、アプリさえリリースしてしまえばユーザーサイドがもろもろ行うことになるモバイルICOCAであれ