表参道の年末夜間ライトアップイベントが8年ぶりに復活、12月5日から「表参道akarium(アカリウム)」が始まった。 表参道では1991年から1998年まで、けやきの木を豆電球で覆う大がかりなイルミネーションを展開。冬の風物詩として各地から人が押し寄せるなど人気が定着していたが、見物客に対する周辺住民の不満や資金難などが原因でライトアップを止めていた。 復活となった今回、イルミネーションに代わりけやき並木に並べられたのは、高さ約6メートル、幅約1.2メートルの巨大「行灯(あんどん)」60基。照明デザインは、東京国際フォーラムなどの照明も手がける面出薫さんが担当した。 街灯を包み込むかたちで出現した直方体の「akari(アカリ)」には、1基につき4台のライトアップLEDと1,100個の電球色星球LEDが内蔵され、下方から上方に向けて光を放つ仕組み。ライトは時間ごとに、桜(ピンク)や若苗(緑