Human Rights Now 在日コリアンに対する ヘイト・スピーチ被害実態調査報告書 2014年11月 国際人権 NGO ヒューマンライツ・ナウ 協力:特定非営利活動法人コリア NGO センター 2 目 次 1 本調査の目的および調査方法・・・・・・・・・・・・・3頁 2 ヘイト・スピーチの法規制に関する国際的基準・・・・・4頁 3 日本における状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・5頁 4 本調査により明らかとなった被害体験や被害感情・・・・8頁 5 聴き取りで出された意見や要望・・・・・・・・・・・16頁 6 ヒューマンライツ・ナウの提言・・・・・・・・・・・19頁 (関西グループ内)ヘイト・スピーチ調査プロジェクトチーム 雪田樹理、元 もと 百合子、中島宏治、三好吉安、三輪晃義、金星姫、他 1 名 3 在日コリアンに対する ヘイト・スピーチ被害実態調査報告書 1 本調査の目
「朝鮮人を殺せ!」「在日は半島へ帰れ!」 排外デモ、嫌韓本、ネット……あらゆる場所にあふれかえるヘイトスピーチ。差別的言動をいさめるどころか、野放しにし、ヘイト主義者たちと一体となり助長させている安倍ヘイト政権。いまの日本の差別国家ぶりには目を覆いたくなる現状だが、そんななかある1冊の本が“反ヘイト本”として注目を集めている。 東山紀之の自伝エッセイ『カワサキ・キッド』(朝日新聞出版、2010年刊)だ。東山といえば、ジャニーズ事務所所属のベテランアイドル。最近では私生活でも妻である女優の木村佳乃との間に二女をもうけ、ジャニーズアイドルとしては御法度の父親としての私生活もあえて積極的に語るなど、“物を言うアイドル”としての一面も見せている。 『カワサキ・キッド』は09年1月から1年4カ月の間「週刊朝日」に連載されたものだが、神奈川県川崎市で育った東山の極貧だった少年時代や、祖父がロシア人とい
排外主義的な団体が街頭やネットで「ヘイトスピーチ」を繰り返し、社会問題となっている状況を受け、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウはこのほど、在日コリアンに対する聞き取り調査の報告書を発表した。ヘイトスピーチを受ける側の人々がどのような体験をして、どのような感情を抱いたのか、具体的なエピソードをまとめたものだ。 調査は今年4月から7月にかけて、関西在住の在日コリアン16人を対象に実施された。個別インタビューの形式で、被害体験や被害感情を聴き取ったという。ヒューマンライツ・ナウは、調査の結果、「ヘイトスピーチが在日コリアンの人間としての尊厳を深く蹂躙するものであることが明らかになった」としている。 ●名札を見られ、拡声器で名を連呼された 「マイクを一人一人回して、『朝鮮人はうじ虫だ!』『朝鮮人はゴキブリ!』『朝鮮人は死ね!』などと各自が発言し、それに対して他の参加者が拍手をしたりして参加者全
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く