安重根、異例の「VIP」待遇=記念館開設、韓国人ら続々−中国ハルビン 【ハルビン時事】朝鮮独立運動家・安重根が1909年、初代韓国統監の伊藤博文元首相を暗殺した舞台となった中国黒竜江省ハルビン駅。駅の「貴賓待合室」を改造し、19日、安重根記念館が開館した。消極姿勢だった中国側はなぜ、一転、韓国の要請に応じ、「VIP級」の異例の対応をしたのか。背景には、昨年末の安倍晋三首相の靖国神社参拝を受けた中韓の「反日共同戦線」の強化がある。20日に記念館を訪れた。 ◇暗殺現場で記念撮影 マイナス20度を超える極寒の中、人々が行き交う駅広場前の目立つ場所に造られた「安重根義士記念館」は、1899年に開業したハルビン駅舎の面影を再現。玄関には赤いじゅうたんが敷かれ、100平方メートル以上の同館入り口付近には安重根の胸像が飾られた。 「愛国運動に身を投じた」「抗日を指導した」など経歴を写真とパネルで紹
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