作家・曽野綾子さんコラム 海外は批判、日本は抑制的 人権意識メディアに差? 2015年02月19日(最終更新 2015年02月19日 00時20分) 作家の曽野綾子さんが、人種ごとに居住区を分けるべきだと主張した産経新聞のコラムが波紋を広げている。欧米メディアは、アパルトヘイト(人種隔離)を「称賛した」と問題視し、曽野さんが「安倍晋三首相の助言者」だとして、政権との関係を結び付ける報道も目立つ。一方、日本メディアはあまり反応せず、批判も抑制的にみえる。日本が人権問題に鈍感なのか、欧米メディアが過剰反応しているのか-。 コラムは11日付の産経朝刊に掲載された。いち早く問題視したのは英のロイター通信だ。13日の菅義偉官房長官の記者会見で、ロイターの日本人記者がコラムに関する政府の認識を2回質問。菅氏は「個人の見解について政府としてコメントは控えたい。日本は法の下の平等が保障されている」と述べた
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