昨年(2021年)の夏に入院していた時、病院の4床部屋の向かいのベッドに漫画家のみなもと太郎先生がいらっしゃいました。 思い切ってお声をおかけしたところ快く応じてくださり、退院まで楽しい時間を過ごすことが出来ました。 友人向けに限定公開したnoteを改訂・加筆したものです。お読みいただければ嬉しいです。 カエル純(吉原 純) …………….. I.2021年6月24日、7週間予定の入院初日。パジャマに着替えて病室の名前のプレートを見たとき、 (この人、漫画家の「みなもと太郎」の本名と同じ名前だな)と思ったのが始まりでした。 (…まあ、同じ名前のお爺ちゃんなんだろうけど) ☆私の名前がカタカナなのは、かつてその病院に一度だけ通った時の古いカルテに統合したため、漢字が使えなかったという説明でした。その病室は呼吸器内科の4人用の相部屋で、私だけが循環器内科の患者(心臓病)でした。本来の病棟には空き