盛り上がる量子コンピューティング研究 量子コンピューティングの話題があちこちで語られるようになってきており、NVIDIAは量子・古典コンピューティングを加速する「QODA」と呼ぶスーパーコンピューティング(スパコン)プラットフォームに関する記者発表を行った。スピーカーはNVIDIAのHPC & Quantum コンピューティング プロダクト担当ディレクターのTimothy Costa(ティモシー コスタ)氏である。 次の図の左のグラフは横軸が西暦の年、縦軸は有効なQubit数をプロットしたものである。プロットされた点は左下に塊となっている状況であるが、破線のようにQubit数が増えると、15~20年で実用的な問題が扱えるQubit数に達すると見られている。 右側の数字は量子コンピュータの研究開発状況を示すもので、22の国立の研究機関が量子コンピューティングの研究を行っており、2,100以上