石油資源開発(東京)は7日、由利本荘市の鮎川油ガス田で、新型原油シェールオイルの国内初の商業生産を4月1日に始めたと発表した。日量約35キロリットルで国内産出量の1~2%程度になる。新たな石油資源の採掘が国内でも採算ベースに乗り、開発に弾みがつきそうだ。 産出量は年々減少するが、長ければ5年程度は採掘可能という。日量35キロリットルを維持する前提で、原油1バレル100ドル(1ドル100円換算)で計算した場合、年間産出額は7億円を超す可能性がある。 同社は地下約1800メートルの深さにあるシェール(頁岩=けつがん)層に塩酸を注入して岩盤を溶かし、2012年10月に国内で初めて原油取り出しに成功した。採掘可能量を調べ、採算に合うと判断した。埋蔵量や年間の産出量予測は非公表。 これまで採取したシェールオイルは、通常の原油と一緒にタンクに入れ、石油各社に向けて出荷している。 同社国内事業本
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く