2009年夏のWiMAX事業開始に向け、KDDIらが共同出資して設立した新会社が本格始動した。2007年12月に総務省から次世代無線ブロードバンドサービスの事業免許を交付されたワイヤレスブロードバンド企画は8億5000万円だった資本金・資本準備金を170億円に増資(うち資本金は89億2500万円)。社名を「UQコミュニケーションズ」と改め、事業会社としてのスタートを切った。 本社は東京・品川に置く。出資比率は従来通りで、KDDI(32.26%)、インテル(17.65%)、JR東日本(17.65%)、京セラ(17.65%)、大和証券グループ(9.8%)、三菱東京UFJ銀行(5%)となっている。 3月3日に都内で会見したUQコミュニケーションズの代表取締役社長 田中幸司氏によれば、事業化の計画は従来明らかにしていた通り。来年2月に試験サービスを開始し、夏の商用サービスインを予定している。東名阪