アメリカのトランプ大統領は11日、バイデン氏が大統領選での勝利を確実にしてから初めての公務に臨みましたが、この日も発言はなく、沈黙を続けています。 トランプ大統領は「退役軍人の日」にあわせ、雨の中、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地での式典に出席しました。週末のゴルフを除けば、公の場に姿を見せるのは6日ぶりです。大統領は、ツイッターではこの日も「我々は勝つ!」などと投稿したものの、カメラの前での発言はありませんでした。 一方のバイデン氏も、東部・ペンシルベニア州で「退役軍人の日」の行事にマスク姿で参加しましたが、こちらも発言はありませんでした。 こうした中、トランプ大統領の陣営は法廷闘争を続ける構えを崩しておらず、バイデン氏が勝利確実としているミシガン州で、違法な投票がないことを確認するまで、結果を確定しないよう新たに提訴しました。 さらに、両候補の得票率がわずか0.3ポイント差で集計が