macOS 10.15 Catalinaにはemacsがバンドルされていません。詳細は以下から。 Appleは現地時間2019年10月07日、「macOS 10.15 Catalina」を正式にリリースしましたが、このmacOS CatalinaではmacOS 10.14 Mojaveまでバンドルされていたテキストエディタ「GNU Emacs」がバンドルされなくなりました。 /usr/bin/emacs これはmacOS CatalinaのBeta版から確認されており、バンドルされなくなった理由として定かではありませんが、macOS Catalinaからデフォルトシェルがbashからzshに変更されたのと同じように、GPLv3ライセンスのEmacsもバンドルから除外されたのではないかという意見が出ています。 Emacs no longer being bundled with macOS
MacBookのバタフライ構造キーボードはApple史上、大きな問題となっているようです。詳細は以下から。 Appleが2015年発売のMacBook (Retina, 12-inch)モデルから採用したバタフライ構造のキーボードは、それまでのシザー構造よりもキーが40%薄く安定性が4倍向上しているして導入されたものの、このキーボードについて一部のキーが2回入力されてしまう問題や、キーが正しく入力されない問題が指摘され、Appleは2018年に2017年までのMacBook/Proについて「キーボード修理プログラム」を発表しました。 その後、Appleは2018年に発売したMacBook ProやAirで第3世代のバタフライ構造のキーボードを採用しましたが、過去2回バタフライ・キーボード搭載のMacBook Proを購入し、キーが動かなくなったと報告していた元Ars Technicaのシニ
17行のCコードでMacのシステム全体をフリーズさせられることが出来る不具合がmacOS High Sierraで確認されています。詳細は以下から。 先々週、「htopコマンドをmacOS High Sierraで利用すると、システム全体がフリーズしてしまう不具合がる」という記事を書きましたが、その後macOS 10.13.3がリリースされこの不具合が修正されているかを検証していたところ、この不具合がmacOS 10.13.3でも修正されていないことが確認でき、加えてhtopのissueを確認したところ、macOS High Sierraには潜在的な(kernel bug)が存在し、これがhtop実行時にシステム全体をフリーズさせているのではないかというコメントが追加されていたのでチェックしてみました。 Running as non root, yes! The OS is not com
Appleは15年前からMac OS存在し2018年1月1日にゼロデイとして公開された脆弱性をセキュリティ・アップデート2018-001で修正したと発表しています。詳細は以下から。 iOSのJailbreakなどを研究しているSiguzaさんは今年01月01日、Mac OS X v10.2 Jaguar時代からmacOS 10.13.1 High Sierraまで約15年間Mac OS存在し続け、非特権ユーザーでもカーネルのReal/Writeが可能になり、SIPを無効にし任意のコードを実行できるIOHIDFamilyの脆弱性(通称:IOHIDeous)を公開しましたが、Appleは現地時間2018年01月23日にリリースしたmacOS 10.13.3 High SierraやOS X 10.11.6/macOS 10.12.6向けのセキュリティ・アップデートでこの脆弱性を修正したそうです
macOS 10.13 High Sierraでhtopコマンドを実行するとシステム全体がフリーズする不具合が確認されています。詳細は以下から。 htopコマンドはリオデジャネイロ・カトリック大学のHisham Muhammadさんが2004年から開発しているシステムのCPU,メモリ,ストレージ使用率やタスクを表示してくれるtopコマンドをグラフィカルに改善したコマンドラインツールですが、このhtopコマンドをmacOS 10.13 High Sierraで利用するとシステム全体がフリーズしてしまうそうです。 DESCRIPTION The top program periodically displays a sorted list of system processes. The default sorting key is pid, but other keys can be use
High Sierraの「I am root」問題はsuコマンドでも可能だったそうです。詳細は以下から。 現地時間2017年11月28日午後、トルコのソフトウェアエンジニアLemi Orhan Erginさんのツイートによって広まった脆弱性”CVE-2017-13872″は、ユーザ名に「root」を使用することでパスワード無しに管理者権限でログインできるというmacOSの根幹を揺るがすもので、セキュリティ関係者の間ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのGrootの台詞「I am Groot」をもじり”#iamroot“問題として広まりましたが、 Appleが本日公開した「Security Update 2017-001」でこの脆弱性が修正されたのを受け、この不具合を既に把握していたセキュリティ関係者が情報を公開(Full disclosure)しており、それによるとこの脆弱性はコマンドラ
macOS 10.13 High Sierraでユーザ名「root」を利用するだけでパスワード無しにシステム管理者でログインできる脆弱性は画面共有やリモートデスクトップ、VNCなどでも可能となっています。詳細は以下から。 トルコSoftware Craftsman TurkeyのソフトウェアエンジニアLemi Orhan Erginさんが発見した「macOS 10.13 High Sierraでrootというユーザ名を利用しログインを連打するだけで、パスワード無しにシステム管理者でログインできてしまう」脆弱性は公開後数時間でAppleが声明を出す程になっていますが、iMoreによるとこの脆弱性は画面共有やVNC, リモートデスクトップなどでも有効だそうです。 So, anybody who has physical access to your Mac or can get through
Mac用多機能ターミナルアプリ「iTerm 2」の”DNS Look”機能により、パスワードを含む表示されたテキストがプレーンテキストのままDNSサーバーに送られてしまう問題が確認され、開発者のGeorge Nachmanさんが最新の「iTerm 2 v3.1.1」へアップグレードする様に求めています。詳細は以下から。 オランダPowerDNS.COM BVのエンジニアPeter van Dijkさんによると、Mac用の多機能ターミナルエミュレータアプリ「iTerm 2」に、ユーザーが入力したパスワードなどがプレーンテキストの状態で誤ってDNSサーバーへ送られてしまう不具合が含まれているとして、至急iTerm 2のオプションを無効にする様に求めています(確認されたのはiTerm 2 v3.0.15およびmacOS 10.12.6)。 Detailed steps to reproduce
Appleの純正アプリでSwiftが採用されたものはEl CapitanのDockやiOS 9の計算機など一部のアプリにとどまっているようです。詳細は以下から。 AppleはWWDC 2014でOS X/iOSのためのプログラミング言語「Swift」を公開し、その後2015年12月にオープンソース化しましたが、Appleが開発しているOS XやiOS内のアプリでSwiftを用いて書かれているものは一部のアプリにとどまっているそうです。 Swift has quickly gained popularity among many third party developers, but what about for Apple’s own code? As of iOS 9.2, Calculator.app is the only place in the system that you’l
現在Mobile Safariではユーザーがボタン(またはリンク)が表示されている画面をタップした際、「そのタップがボタンを押したものなのか?それともダブルタップして画面を拡大しようとしているものなのか?」を判断するために350ミリ秒のインターバルを設けているそうですが、現在のiOS版WebKitにはこの遅延を無くす仕組みを取り入れているそうです。 However, when a user has tapped once, WebKit cannot tell if the user intends on tapping again to trigger a double tap gesture. Since double tapping is defined as two taps within a short time interval (350ms), WebKit must wai
IBMが社員にMacを支給したところヘルプデスクへの問い合わせはPCユーザーが40%なのに対し、Macユーザーは5%だったというデータを公開し話題になっています。詳細は以下から。 AppleInsiderによると、今週アメリカのミネソタ州で行われたJAMF Nation User ConferenceでIBMのVP Fletcher PrevinさんがIBMが今年6月から取り組んでいる「Mac@IBM」プログラムの経過について公演したそうです。 Mac@IBMプログラムは「社員に支給するワークステーションをWindowsからMacへ移行する」プロジェクトの総称で、IBMでは現在1週間に1,900台のペースでMacが導入され既に13万台のMac/iOSデバイスが導入されているそうですが、IBMがこの取り組みを行ったところ同じ業務を行っているにもかかわらず24時間利用可能なヘルプデスクへの問い
関数型プログラミング言語 HaskellのMac用IDE「Haskell for Mac」を提供していただいたので使ってみました。詳細は以下から。 昨日 関数型プログラミング言語 Haskell のMac用ネイティブIDEとなる”Haskell for Mac”(Mac App Storeでの登録名はHaskell)がリリースされましたが、この記事を書いたところ開発者のManuel Chakravartyさんからプロモーションコードを送っていただいたので初心者ながら使用してみました。 Overview Haskell for Macのメインウィンドウは”Project Navigator”, “Editor”, “Playground”, “Console”エリアから構成されており、各エリアは表示・非表示が可能で書いたコードはAppleのSpriteKitを利用して直ぐにPlaygroun
プログラミング言語 Haskell用のIDE「Haskell for Mac」が8月25日にリリース予定だそうです。詳細は以下から。 関数型プログラミング言語として有名なHaskellの統合開発環境”Haskell for Mac”は今年5月からベータユーザーを募って開発を続けてきたMac用アプリですが、そのHaskell for MacがAppleのレビューを通過し明日リリースされるそうです。 Haskell for MacはAppleのSpriteKitフレームワークを使用し計算結果を画像やアニメーションなどにして表示してくれる機能がありベータテスターのレビュー[1, 2, 3]は好評のようなので、興味がある方はHaskell for MacのTwitterやGoogle+アカウントをフォローしておくことをお勧めします。 Playgrounds are ideal to explore
新しいMacBookのロジックボードのサイズはシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」のサイズより小さいそうです。詳細は以下から。 Digital Trendsによると、Appleが新たに開発した12インチRetinaディスプレイのMacBookのロジックボードサイズはシングルボードコンピュータRaspberry Pi B+よりも小さいそうです。 We’ve been diving deep into the new MacBook today, seeking every last morsel of information. In this search we discovered an interesting factoid; the logic board of the MacBook is actually smaller than the famous Raspb
たった10行のコードでOS XとiOSをカーネルパニックに落とすことが出来る脆弱性(バグ)が発見されたそうです。詳細は以下から。 この脆弱性は音楽のマーケティングサービスSoundropの共同創設者で、Fridaの開発者のOle André Vadla Ravnåsさんが自身のブログに投稿したもので「たった10行(LOC:line of code)でOS XとiOSをカーネルパニックにすることが出来る」というもので、Fridaユーザーからの報告で発見されたそうです。 After receiving quite a few reports from users of www.frida.re of kernel panic upon attaching the second time to a process, I finally got around to debugging the ke
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く