2010年1月30日(土)「しんぶん赤旗」 公共事業を食い物に 小沢氏疑惑の核心 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地購入疑惑は、政治資金規正法違反(虚偽記載)事件として捜査がすすんでいます。この事件は、原資にゼネコンからの裏献金が含まれている疑いがあることから、小沢氏と公共事業をめぐる疑惑へと発展しています。政権与党の幹事長の疑惑は、小沢氏の刑事責任にとどまらず、政治的・道義的責任をきびしく問うものとなっています。事件の全容を解明し、その責任を糾明することは国会に課せられた重大な責務です。(「政治とカネ」取材班) 土地購入疑惑 原資にゼネコン裏献金か 「自分個人の資産の4億円を一時的に陸山会に貸し付けることにした」―。小沢氏は23日夜、東京地検特捜部から「被疑者」としての事情聴取を受けた後に開いた記者会見で、土地購入の原資について、こうのべました。 説明が二転三転 1