三菱自動車(7211)は9日、電気自動車(EV)から外部に電気を供給する電源装置「MiEV power BOX(ミーブ パワーボックス)」を4月27日に発売すると発表した。出力は最大1500ワット、重量は11.5キログラム。災害時における移動式の非常用電源のほか、移動式店舗などを運営するビジネスユーザー、外出先の家電製品の使用電源としての活用を見込む。販売価格は14万9800円。 三菱自のEV「i-MiEV(アイミーブ)」と「MINICAB-MiEV(ミニキャブミーブ)」をすでに購入済みの人も使用できる。駆動用バッテリーが16.0キロワットの仕様車に1500ワットで連続使用した場合、一般家庭の約1日分の電力使用量に相当する約5~6時間使用することが可能という。記者会見した益子修社長は「『ミーブ パワーボックス』は災害時の電源のみならず、移動電源として様々なニーズにこたえられると確信している
![三菱自、EVから電源供給する装置「ミーブ パワーボックス」 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e3c5e614e8acdad43d69cde8f3e93836e869a85/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2F.resources%2Fk-components%2Frectangle.rev-d54ea30.png)