ちょっと前(今考えれば古き良き時代)の日本のコンピュータと言えば、NECとシャープと富士通のマシン(MSXを外してごめんなさい)でした。もちろんNECのシェアがだんとつで、それを嫌う人がシャープ、富士通へと流れて行きました。私もその流れに乗った人で、シャープのX68000というマシン(左の写真参照)を買ったのです。当時としては、NECのマシンよりも優れた点が多く、CPUもモトローラの68000を使っていました。 そのX68000のユーザーに向けて、満開製作所というところが、5inchフロッピーのディスクマガジン「電脳倶楽部」というものを発行していました。第1号が出たのは1988年6月で、もう今から10年近くも前のことです。 このマガジンの中の一つのコーナーにPDD(パブリック・ドメイン・データ)というものがありました。これは、いろいろなテキストをパブリック・ドメイン化して、みんなで共有しよ