ブックマーク / pc.watch.impress.co.jp (451)

  • 後藤弘茂のWeekly海外ニュース

    ●人材を引き入れて変身を繰り返すNVIDIA NVIDIAの技術的な方向性は、同社にどんな人物が加わったかによってわかる。NVIDIA GPUの最大の転機となった「GeForce 8800(G80)」の背後には、並列コンピュータのアーキテクトであるJohn Nickolls(ジョン・ニコルズ)氏(現Director of Architecture, Nvidia)がいた。Nickolls氏は、超並列SIMD(Single Instruction, Multiple Data)スーパーコンピュータ「MasPar Computer」のアーキテクトだった人物。MasParのアーキテクチャを、部分的にGPUに持ち込んだ。「(MasParとG80には)違う部分も色々あるが、元になっているアイデアは非常に似ている」とNickolls自身も語っていた。 NVIDIAの人材集めはGPUハード絡みだけではな

  • 平澤寿康の周辺機器レビュー

    ■平澤寿康の周辺機器レビュー■ 第13回 OCZ SSD「Apex」シリーズ ~Intel製SSDを凌駕する超高速アクセスを実現 MLCフラッシュを採用する低価格SSDは、低価格に大容量を実現できる反面、アクセス速度が遅いというハンデがあったが、マルチチャンネルでフラッシュメモリにアクセスするなどの仕様面の改善が進んだことで、速度面の問題は大きく改善。そして、2008年には多くのメーカーから、MLCフラッシュ採用の高速SSDが続々登場するようになった。 今回取り上げるOCZの「Apex」シリーズも、MLCフラッシュを採用するSSDながら、非常に高速なアクセス速度を実現した製品だ。シリーズには、60GB、120GB、250GBと容量の異なる3モデルがラインアップされているが、その中から容量120GBのモデルを取り上げる。 ●超高速アクセスの秘密はRAID 0 OCZ Apexシリーズの最大の

  • 日本エイサー、6万円のAthlon搭載液晶一体型PC「Gateway ZX」

    2月下旬 発売 価格:オープンプライス 日エイサー株式会社は、Gatewayブランドの18.5型ワイド液晶一体型デスクトップPC「ZX」シリーズを2月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後の見込み。販売はケーズデンキ、上新電機で行なう。体色はホワイト(ZX2300-11j)、ブラック(ZX2301-11j)の2色。 液晶一体型ながら低価格を実現したデスクトップPC。16:9の液晶ディスプレイを内蔵し、同社は持ち運びが可能なデスクトップとしている。このほか、メディア再生などをタッチ操作で行なえる独自の「タッチセンサー・メニュー」を採用し、体前面/背面に2個ずつ計4個のステレオスピーカーを備える。 主な仕様は、CPUにAthlon 2650e(1.60GHz)、チップセットにRS690(ビデオ機能内蔵)+SB600、メモリ1GB、HDD 160GB、DVDスー

  • 元麻布春男の週刊PCホットライン Windows 7のラインナップが明らかに、実質値上げか

    Microsoftは3日、現在開発中であるWindows 7のSKU(製品構成)をQ&Aとして公開した。これによると、Windows 7のSKUは、Windows Vistaと同様の6種だが、位置づけと名称が若干変更になる。主に、コンシューマ向けにHome Premiumを、ビジネス向けにProfessionalを提供することで顧客の大半をカバーする戦略だ。 まずコンシューマ向けのWindows 7だが、MicrosoftはほとんどのユーザーにWindows 7 Home Premiumを推奨するとしている。また、Windows 7が提供するすべての機能(BitLockerなど、ほかにはEnterprise版のみが提供する機能等)を欲するユーザー向けに、従来通りUltimateを提供する。 現在と異なるのは、その下位にあたるHome Basicが新興国向けに位置づけられたことだ。これによ

  • 笠原一輝のユビキタス情報局

    こうして表にするとわかりやすいが、IONプラットフォームとIntelプラットフォームの性能面に大きな影響を与える違いは、大きく分けて2つある。1つはメインメモリの帯域幅で、もう1つは内蔵GPUの世代の違いだ。 メインメモリの帯域幅だが、IONプラットフォームがメインメモリにDDR3を採用しているのに対して、IntelプラットフォームはDDR2となっていることが大きな違いを生んでいる。前者がシングルチャネルで8.5GB/secの帯域幅を実現するのに対して、後者はで5.3GB/secとなっており、この点が性能に与えるインパクトは小さくないと考えることができる。 メモリ帯域幅が向上するメリットは2つある。1つはCPUがマルチスレッドで命令を実行しようとする場合、CPUからメモリへ大量のアクセスが発生するため、帯域幅が広いほど、CPUの持つ来の性能を発揮しやすくなる。今回使用する2つのマザーボー

  • NEC、通期予想を2,900億円の赤字に下方修正

    1月30日 発表 1月30日、NEC(日電気株式会社)は、平成21年3月期第3四半期(2008年10月1日~12月31日)の決算と通期予想の下方修正を発表した。 第3四半期の連結売上高は、対前年同期比9.9%減の9,483億円、営業損益は前年同期に比べ408億円減となる248億円の赤字、経常損益は593億円減となる498億円の赤字、四半期純損益は1,255億円減となる1,308億円の赤字となった。 その結果、2008年4月1日から2009年12月31日までの累計売上高は、対前年同期比3.7%減の3兆761億円、営業損益は114億円の赤字、経常損益は428億円の赤字、3四半期純損失は1,290億円となった。 第3四半期の業績悪化の要因として、営業損益は円高による為替差損、子会社の業績悪化を挙げ、当期純損失については株価急落による保有株式の評価損、前日に業績悪化による業務改善実施を発表してい

  • 九十九電機、ヤマダ電機と事業譲渡で正式契約

    1月31日 発表 九十九電機株式会社は1月31日、株式会社ヤマダ電機が全額出資する株式会社Project Whiteと事業譲渡契約を締結したと発表した。民事再生法に基づき、裁判所の許可を得た上で3月10日に譲渡を実施する。 九十九電機は2008年10月30日に民事再生手続開始の申し立てを行ない、事業再建を目指していた。2009年1月6日に、ヤマダ電機と事業譲渡について基合意書を締結し、具体的な協議を行なってきたが、今回譲渡の諸条件について合意。九十九電機がPCと周辺関連機器の企画開発/販売事業を譲渡する契約を締結した。 なお、Project Whiteの名称は、譲渡日以降に新社名へ変更される予定。 □九十九電機のホームページ http://www.tsukumo.co.jp/ □ヤマダ電機のホームページ http://www.yamada-denki.jp/ □関連記事 【1月6日】ヤマ

  • 元麻布春男の週刊PCホットライン

    今回、MicrosoftがPDC参加者に配布したWindows 7のプリペータ版は、マイルストーン3(M3)リリースと呼ばれるもので、そのビルド番号は「6801」であった。 これに対して、Windows 7を扱った2日目のキーノートに使われたのはビルド番号「6933」というものだった。ビルド6801と6933の大きな違いは、拡張されたタスクバー、Jump Lists、Windows Aeroデスクトップ拡張といった、最新のユーザーインターフェイス(UI)関連機能の有無である。当然、ビルド番号の若い6801に最新のUIは含まれていない。今回のWindows 7がWindows Vistaの改良版であり、ことさらUIが注目されるだけに、ビルド6801に最新UIが含まれていないのが残念だ。 ●許し難いVistaの振る舞い 今回、Microsoftが公開したWindows 7のUIには、Aeroの

  • PSP-3000ハードウェアレビュー

    10月16日 発売 2004年のPSP登場以来、3世代目となる「PSP-3000」が発売された。 今回の眼目は液晶ディスプレイの高品質化で、体サイズや重量も変わっていない。PSP-2000/3000とも、約169.4×18.6×71.4mm(幅×奥行き×高さ)、約189g(バッテリ込み)だ。 ただし、ボディ形状はアールの取り方が多少変化しており、マイクが内蔵される、ボタンの形状や名称など機能面の変化もある。 今回購入したのは、「ピアノ・ブラック」のバリューパックだ。PSP体とバッテリ、ACアダプタに加え、4GBのメモリースティックPRO デュオ、ポーチ、ハンドストラップ、クロスの4点が付属している。購入価格は24,800円だった。 ●パッケージと外観 PSP-3000の体は、PSP-2000とほとんど変わらない印象だ。もちろん、液晶の下に設けられたマイクの穴や、UMDスロットカバーの

  • 本城網彦のネットブック生活研究所 - 第11回 画面が大きくなった新しいLaVie Light

    ●老舗NECの2代目ネットブック NECといえばワンボードマイコンのTK-80、パソコンの元祖PC-8001、そしてPC-9801と日のパソコンの歴史を語るのになくてはならないメーカーだ。筆者も随分お世話になった。そのNECが作ったネットブックが、このLaVie Light。いろいろ制約が多いネットブックを、どのように味付けしたのか見てみたい。 主な仕様は、多くのネットブックと同じで、CPUにAtom N270(1.60GHz)、メモリ1GB、HDD 160GB、チップセットにIntel 945GSE Express、10.1型ワイド液晶、OSにWindows XP Home Edition ULCPC版を搭載している。インターフェイスはUSB 2.0×3、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、SDカードスロット、131万画素Webカメラ、音声

  • 【Hothotレビュー】ソニー「VAIO type P」ワイヤレスWANモデル~いつでもどこでもインターネットに繋がる利便性

    2月14日 発売 価格:オープンプライス VAIO type Pが発売されて半月あまりが経過した。すでに多くのユーザーの手元に初期ロットが届き始め、入手されたユーザーも少なくないだろう。VAIO type PにはいくつかのSKU(製品種別)があり、店頭モデルではワンセグ搭載モデル(VGN-P70H)、ワイヤレスWAN搭載モデル(VGN-P80H)の2系統が用意されている。ワンセグモデルに関してはすでに販売が開始されているのだが、ワイヤレスWAN搭載モデルに関しては発売がやや遅れて2月14日から販売が開始される。 これは、ソニーの直販サイト(ソニースタイル)などで注文時により細かなスペックの選択が可能な“VAIO・OWNER・MADEモデル”に関しても同様だが、こちらの受注は3日の13時より開始される予定となっている。 記事ではこのVAIO type PのワイヤレスWAN搭載モデルに関して

  • 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】IntelがIntelを食う共食いを起こしたAtomプロセッサ

    ●IntelのCPU戦略を根幹から揺るがす Intelに襲いかかった「キャニバリゼーション (Cannibalization:共い現象)」は、同社のCPU事業の根幹を揺るがしつつある。低コストかつ低消費電力のAtom系CPUが、PC向けCPUの市場を侵することで、Intelの利益を減らす可能性があるからだ。最悪の場合、非PCの新市場を切り開くというAtomの目的は達成できずに、単にIntelの市場でPC向けCPUをAtomに置き換えるだけで終わってしまうかもしれない。 現在の状況は、9カ月ほど前の記事「ムーアの法則がIntelに逆襲する~Nettop/Netbookの脅威」の中で予測した“バッドシナリオ”を予感させる進み方をしている。この時の記事では、AtomがIntelにとっての新市場を拡大することができず、既存のPC向けCPUを脅かしてしまうというシナリオを予測した。今、日など一

  • 山田祥平のRe:config.sys

    Microsoftが先日発表した新マウス。次世代トラッキング技術として“BlueTrackテクノロジ”を採用し、レーザー方式のマウスに比べて、より多くの素材上で使えるという触れ込みだ。評価機を入手できたので、その使い心地を試してみた。 ●新たに世に出る2種類のマウス この秋から発売されるBlueTrackマウスは「Microsoft Explorer Mouse」と「同mini Mouse」の2製品だ。今回は、miniの方を使ってみた。 パッケージには体、レシーバー、単三充電池1、そして携帯用のポーチが付属する。レシーバーは体底面に取り付けることができ、持ち運び時に紛失しにくいようにするとともに、装着すると体の電源が切れる仕組みになっている。ちなみに、単三充電池1で、約半年間の使用が可能ということだ。 マウス体そのものは、いわゆる5ボタンマウスで、体の左側に「戻る」と「進む」

  • エムエスアイ、「Wind Netbook U100 Vogue」を42,800円に値下げし限定色追加

    1月24日 実施 エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、10.2型ネットブック「Wind Netbook U100 Vogue」の実売価格を1月24日から42,800円に改訂する。 2008年末に発売されたU100 Vogueは、「Wind Netbook U100」をベースにインターフェイスやストレージなどが強化されたモデル。価格はオープンプライスで発売当初は店頭予想価格を56,800円としていたが、これが42,800円へと改訂された。 U100 VogueはCPUにAtom 1.60GHz、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、1GBメモリ、160GB HDD、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.2型ワイド液晶、OSにWindows XP Home Edition(SP3)などを搭載。インターフェイスとしてIEEE 802.11

  • 山田祥平のRe:config.sys

    VAIO type Pを買うならWANモデルだと思っていたが、まだ、受付を開始していないようなので、とりあえず、ソニーにお願いして実機を借りてみた。昨年末に10日間ほどワンセグモデルを使ってみたが、発表前ということもあり、モバイルでの使用ができなかったが、今度は堂々と公衆の面前で使える。 ●WANの接続性を試す 今回お借りしたモデルはAtom Z540 1.86GHz搭載の64GB SSDモデルで、バッテリをはずすと奥にFOMAカードを挿入するためのスロットが用意され、ここにFOMAカードを装着するとモデムとして使えるようになっている。また、WANとGPSはペアで提供されるため、WANを選択すればGPSも使える。 3G通信をするためには、NTTドコモとの契約が必要だが、手持ちのものがあれば、それをそのまま使うことができる。ただし、ドコモの定額通信のためには別途契約が必要だ。また、ドコモの定

  • 2009 International CESレポート【SanDisk編】

    1月7日(現地時間) 開催 会場:Las Vegas Convention Center Sands Expo and Convention Center/The Venetian 米SanDiskは、CES会場にて同社第3世代のSSDを初めとする、各種フラッシュメモリ製品を発表した。ここでは、発表会およびインタビューで得られた情報を元に紹介する。 「G3」はその名が示す通り、同社第3世代(Gen 3)となるハイエンド向けSSD。同社会長兼CEOのEli Harari氏の言葉を借りるなら、「モバイルPCにとって、航空業界にボーイング707が登場したのと同じくらいのインパクトがある製品」だという。 特徴の1つは、容量が増えたことで、60GBと120GBに加え240GBをラインナップ。1.8インチ(C18-G3)と2.5インチ(C25-G3)の両方が用意され、インターフェイスはSATA 3Gb

  • MSI、SSD/HDDダブル搭載のネットブック

    2008年12月29日(現地時間) 台湾MSIは2008年12月29日(現地時間)、ストレージにSSDとHDDの両方を搭載したネットブック「U115 Hybrid」を発表した。搭載OSはWindows XP Home Edition。なお、日での展開は不明。 世界で初めてストレージとしてSSDとHDDの両方を搭載したネットブック。OSをSSDからブートすることで、耐衝撃性や動作速度を高めつつ、ユーザーのファイルなどの保存にHDDを利用することで容量を確保した。 また、CPUにAtom Z530(1.60GHz)、チップセットにIntel US15W(ビデオ機能内蔵)を組み合わせたMenlowプラットフォームを採用するのも特徴。さらに、LEDバックライトの液晶を採用することで省電力性を高め、バッテリ駆動時間を向上した。 SSDの容量は8GBまたは16GB、HDDの容量は120GBまたは16

  • AMD、新体制と45nmで挑む2009年

    AMD株式会社は29日、都内でプレス向けに事業方針説明会を開催し、45nmへ移行を進める戦略とロードマップを説明した。 説明会ではまず、2008年10月に日AMDの代表取締役社長に就任した吉沢俊介氏が登場。AMD/ATIの統合完了や社のCEOにDirk Meyer氏が就任したこと、ファブレス・ビジネスモデルへの移行、デジタルTV/ハンドヘルド事業の売却を挙げ、同社が新体制に入ったたことを説明した。 続けて、AMDはx86 CPUと先端グラフィックの開発技術/IPを共に備える唯一の会社であり、「プロセッサとグラフィックを武器にPCとサーバー事業に集中していく」と、選択と集中を実現した新体制をアピールした。 2009年には、SOI 45nmを活用して新CPUGPUを投入し、同時にプラットフォームレベルでの価値も提供する計画。平行して、Foundry CoへのFab移行を完了させ、ニュ

  • Windows XPが「exFAT」ファイルシステムに対応

    1月27日 公開 マイクロソフト株式会社は27日、Windows XPをexFATファイルシステムに対応させる更新プログラム(KB955704)を公開した。ファイルサイズは3.3MB。更新にはWindows XP Service Pack(SP) 2または3が適用されている必要がある。 exFATは、32GBを超えるストレージを扱える、次世代FATに位置付けられるファイルシステム。FAT32で扱えない容量の外部ストレージ(USBメモリ、メモリカード)などが利用できるほか、1ファイル4GB以上も可能になる。SDアソシエーションの最新規格「SDXC」では、SDHCのFAT32、SDカードのFAT16との互換のため、exFATを採用している。 なお、Windows VistaはSP1でサポートされている。 □マイクロソフトのホームページ http://www.microsoft.com/japa

  • 富士通、HDD用ヘッド事業を3月末に終息

    1月27日 発表 富士通株式会社は27日、HDD用ヘッド事業を3月31日をもって終息すると発表した。 これに伴い、現在長野工場でHDD用ヘッド事業に従事している、約360名の従業員はグループ内で再配置をする。また、長野工場については、現在の主力事業であるサーバーや通信機器向けプリント基板事業を中心に継続する。 今回の終息にあたり、2008年度第3四半期の連結決算において、設備関連で約50億円の特別損失を計上する予定。 富士通は現在、HDD事業を総合的に見直しており、東芝をはじめとする複数の企業と話し合いをしていることを明らかにしている。 □富士通のホームページ http://jp.fujitsu.com/ □ニュースリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2009/01/27.html □関連記事 【1月14日】富士通、東芝へのHDD事業売却についてコメント