ブックマーク / diamond.jp (71)

  • 小沢代表から記者クラブ開放の言質をとった記者会見での質問|週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン

    〈ジャーナリストの上杉隆と申します。3月4日以来の記者会見で代表が説明責任を果たそうと私のようなフリーランス、雑誌記者、海外メディアに開放し(続け)たことについて敬意を表したい。(一方で)自民党、首相官邸、全官公庁、警察(検察)を含め私のような記者が質問する権利はない。(説明責任を果たそうとしたことは過去一度もない。そこで質問です。)政権交代が実現したら記者クラブを開放し(続け)て首相官邸に入るのか。(それともこれまでの自民党政権のように、記者クラブをクローズにしたままにするのか)〉 「私は政治も行政も経済社会も日はもっとオープンな社会にならなくてはいけない。ディスクロージャー。横文字、カタカナを使えばそういうことですが、それが大事だと思っております。これは自民党の幹事長をしていたとき以来、どなたとでもお話をしますということを言ってきた思いもございます。そしてまた、それ以降も特に制限は

  • 意外に経済効果あり? 「定額給付金期待論」が急浮上中|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン

    【第70回】 2009年03月26日 意外に経済効果あり? 「定額給付金期待論」が急浮上中 “景気対策の目玉”として、いよいよ3月から給付が始まった「定額給付金」。給付総額は2兆円で、2月時点の年齢を基に「国民1人当たり1万2000円、65歳以上と18歳以下には2万円」が給付される。 すでに全国の自治体には、続々と問い合わせ窓口が設けられており、給付は4月以降に格化すると見られている。 だがこの給付金、ご存知の通り、給付開始までの道のりは、決して平坦ではなかった。国会での審議中には、「国民の7~8割が反対している」と報じられたほど評判が悪く、野党はおろか、政府与党内からもその効果を疑問視する声が噴出し続けたのだ。 批判に拍車をかけたのが、麻生太郎首相の一連の言動。自ら「給付金を受け取るのはさもしい行為」と言ってみたり、それが批判されると発言を撤回したりと、“迷走”ばかりが目に付い

  • 小沢一郎氏は次の総理大臣にふさわしくない|山崎元のマルチスコープ|ダイヤモンド・オンライン

    西松建設の巨額献金事件に絡む公設秘書の逮捕を受けた民主党の小沢一郎代表の進退について、複数のメディアは先週末、民主党内では政治資金規正法違反以外の新事実が無ければ続投するとの見方が広がっていると伝えた。民主党の中で、小沢氏以外の代議士の中から、彼が続投してもいいという意見が広がっているという。秘書の拘留期限が切れる3月24日に小沢氏がどのような判断を下すかが注目されたが、秘書の政治資金規正法違反での起訴を受けて、小沢氏は民主党代表職について自分自身の「続投」を発表した。 筆者は、続投は不適切であり、小沢氏は早急に民主党代表を辞任すべきだと考えている。 端的に言って、西松建設の件が、このままこのニュースへの注目が低下して、秘書の行為の善悪のみが形式的に問われる問題になるとはとても思えない。公判の過程で、何が出てくるかはわからないし、東北方面のゼネコンを巡る政治資金の問題が、西松建設だけで

  • なぜ今、「ガールズ消費」が注目されるのか?|保田隆明 大学院発! 経済・金融ニュースの読み方|ダイヤモンド・オンライン

    ――日の不況はガールズが救う? 時代はアラフォーから ガールズへ 先日、私が出演している番組『日テレNEWS24』の「まーけっとnavi」のコーナーで、“今、ガールズ消費が熱い”という内容を取り上げた。以前は女子高生から20代前半あたりの若い女性の購買力を取り込むことに企業が一生懸命な時期があったが、近年はむしろ30代~50代の層の購買力の方が着目されていた。しかし、それがここにきてまた若返っているとのこと。 番組で扱った事例としては、ユニクロがガールズ向けの専門店を新宿の丸井の中に出店したり、トヨタが若い女性をターゲットにしたヴィッツを打ち出し、それが若い女性の祭典である東京ガールズコレクションで展示されるなど、確かに若い女性をターゲットとした商品開発が続いている。 ガールズは不況知らず その背景を探ってみると、「ガールズ世代は、不況に対してディフェンシブな集団である」ことが浮

  • アニメ業界の「下請いじめ」が明らかに。 夢描く業界で蔓延する制作現場の疲弊|弁護士・永沢徹 企業乱世を読み解く|ダイヤモンド・オンライン

    永沢徹(弁護士) 【第60回】 2009年03月27日 アニメ業界の「下請いじめ」が明らかに。 夢描く業界で蔓延する制作現場の疲弊 ――悪しき商習慣是正のため、経産省がガイドライン策定へ 先月22日に発表された第81回アカデミー賞において、外国語映画部門で『おくりびと』が、短編アニメ部門で『つみきのいえ』が受賞し、日で大きな話題となった。アニメ作品においては過去にも、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が長編アニメ部門で受賞したこともあり、ここにきて日国内で、国際的評価の高い日アニメを見直す動きが出てきている。すでに政府は、アニメ産業を日の重点産業として保護・育成する方針を打ち出している。 このように夢多き日のアニメ業界だが、狭い業界であるがゆえに問題点も多い。今年1月に公正取引委員会が発表した実態調査(アニメーション産業に関する実態調査報告書)で、アニメ業界に蔓延する下請け制作

  • なぜ、「死にたい」と思うのか?――「ウツ」と「自殺」の関係|8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解|ダイヤモンド・オンライン

    ――「うつ」にまつわる誤解 その(11) 皆さんもよくご承知の通り、自殺は「うつ」における最大のリスクであり、社会的にも大きな問題になっているものです。 「どのような心理で、人は死を望むようになってしまうものなのか?」  「死を望む状態の人に、周囲の人間はどう関わることができるのか?」 非常に重いテーマではありますが、「うつ」を考える上で、決して避けて通れないこれらの問題について、今回は真正面から考えてみたいと思います。 死を望む人の心境とは? 多くの場合、「死にたい」と訴えるクライアント(患者さん)は、積極的に「死」を望んでいるというよりは、むしろ、終りなく続くように見える苦しみからとにかく解放されたいという気持ちを強く抱いて、「死にたい」という言葉を口にされるものです。 「死にたいなんて、とんでもないことを考えてはいけない」  「死んだら周りの人がどんなに悲しむか、考えてごら

  • 『会社人間だった父と偽装請負だった僕』編集者が語る|注目の新刊ちょっと読み|ダイヤモンド・オンライン

    書のもとになった原稿を初めて読んだとき、不思議な感覚に陥りました。それは、そこに描かれた赤澤竜也氏の体験が、私自身の幼い頃の体験にとても似ていたからです。 私自身、ある県の企業城下町で生まれ育ちました。小学校では級友のほとんどが同じ会社に勤める父親を持ち、社宅だけでひとつの街が形成されるほどでした。皆、会社の運動会やお祭りなどのイベントを楽しみにしていました。夏休みには会社が運営するプールに行き、会社の保養所に泊まりました。 生まれた場所も年代も違うのに、赤澤氏と私の子供時代の体験は不思議なほどに似ていたのです。きっと1960年代から70年代にかけての記憶を持っている幅広い年代の方が、書を通して同じような感覚を体験されることと思います。 ですが、今やそんな懐かしい風景はどこにも残っていません。私の生まれた町でも、社宅は取り壊され、マンションやホームセンターが建っています。プールは

  • 台湾ASUSも赤字に転落! ミニノートは春商戦が正念場|週刊ダイヤモンド ITBizNews|ダイヤモンド・オンライン

    【第26回】 2009年02月06日 台湾ASUSも赤字に転落! ミニノートは春商戦が正念場 2008年、500ドルを切る低価格のミニノートパソコン(PC)で全世界に一大ブームを巻き起こした台湾ASUS(アスース)が、昨年10~12月期に、創業以来初の最終赤字に転落する見通しとなった。製品や部品の在庫が想定外にふくらみ、採算が悪化したためだ。 在庫が積み上がった背景には、2つの誤算があった。まず、世界不況による販売不振だ。個人消費が冷え込むなか、ミニノートPC市場だけは、価格志向の消費者を取り込んで急成長を続けてきた。 ASUSは、当初300万台だった08年の販売目標を600万台まで上方修正し、景気後退局面でも強気の販売姿勢を崩さなかったが、大不況の荒波には勝てず、50万台の未達に終わった。 また、急激なラインナップ拡充も在庫増を招いた。世界最大手のマザーボードメーカーでもあるAS

  • テーマは「まちおこし」 “コミケ”イベントで問われる誘致者の発想力|これが気になる!|ダイヤモンド・オンライン

    【第157回】 2009年02月05日 テーマは「まちおこし」 “コミケ”イベントで問われる誘致者の発想力 「コミックマーケット」=通称「コミケ」というイベントをご存知だろうか。世界最大の「同人誌即売会」であり、70回を超える開催回数を誇る歴史あるイベントでもある。 会場では、マンガ、アニメはもちろんのこと、アイドルファン同人誌、コスプレ服、手作りアクセサリー、などなど、さまざまな分野で既存の「商品」に飽きたりず、マイナーなジャンルや作品を愛好する「同人」たちが、自作を発表、頒布する。 いわば、サブカルチャー界の一大主要イベントとも言えるが、「所詮、マイナー」と侮るなかれ。「コミケ」は、モーターショーなど企業主催のものを除くと日最大規模の室内イベントであり、オタク文化の市民権獲得などに伴い回を追うごとに拡大の一途を辿っているのだ。毎年8月、12月に東京ビックサイトを借り切って行われ

  • 知らぬは一般国民ばかりなり 放送局に免許剥奪がない理由|inside|ダイヤモンド・オンライン

    週刊ダイヤモンド編集部 【第253回】 2009年01月15日 知らぬは一般国民ばかりなり 放送局に免許剥奪がない理由 世にも不思議な話である。 そのことを、まったく知らされていない一般国民や、他の業界の許認可事業者が聞いたら、「なぜ彼らだけが特別扱いなのか?」という疑問を抱くはずだ。 日の放送局は、2008年10月31日に、ひっそりと“放送免許”の再免許(事実上の更新)を受けていた。そのことは、当の放送局、親戚筋の新聞社、そして監督官庁の総務省も、あえて自ら言わないようにしているかのようだ。 しかも、今回の再免許は、これまでと違うトピックがあった。全国の放送局が横並びでアナログの放送免許とデジタルの放送免許をいっせいに交付されたばかりか、次の更新までの期限がぴったりと“尻揃え”に調整されたのである。そんな「異例中の異例の事態」(放送業界に詳しい関係者)にもかかわらず、まったくニ

  • 質問されると、目を「右に動かす」タイプは要注意!|悪魔の対話術 ~ビジネスで「したたか」に成功する~|ダイヤモンド・オンライン

    私たちは、質問をされると、クセなのか、目を右か左に向けてしまうものである。 ガー博士は、質問への返答ではなく、実験参加者の目の動きだけを見ていた。そして、質問の70%以上で左を向く人と、右を向く人にわけて、それぞれのグループに特徴的に見られる性格傾向を調べてみたのである。 その結果、質問をされて「右を向く」人たちは、他人への攻撃性が高いことがわかったのだ。 右を向く人は攻撃的、 左を向く人は保守的 彼らは、他人を厳しく非難したり、むしゃくしゃするとモノを投げて壊したりと、イライラやストレスを、心の中に閉じ込めておくことができず、外に出して発散するタイプだったのである。 その点、質問されたときに「左を向く」タイプは、反対であった。彼らは、不快感を自分の心の内部に閉じ込めてしまう傾向があって、攻撃性を見せないのである。ただし、このタイプは、「精神的な問題を抱えやすい」ともガー博士は指

  • ミニPCは3万円台の攻防へ! 様子見続ける日本勢の“ジレンマ”|週刊ダイヤモンド ITBizNews|ダイヤモンド・オンライン

    【第20回】 2008年12月24日 ミニPCは3万円台の攻防へ! 様子見続ける日勢の“ジレンマ” 5万円という低価格が受け、今年初めから驚異的な成長を遂げたミニノートパソコン(PC)市場は、ここにきて一気に3万円台の攻防に突入した。低価格を武器に海外メーカーが勢力を伸ばす一方、日メーカーは苦戦を強いられている。はたして日メーカーは、牙城を守ることができるのか。 液晶画面8.9インチが3万円台、12.1インチが5万円台――。 米デルのミニノートPCの価格である。値下げ競争は新次元に突入している。 口火を切ったのは、世界シェア1位の米ヒューレット・パッカード(HP)だった。10月下旬、6月に投入したばかりの製品を約1万5000円値下げして4万4730円にしたのだ。ライバルもすかさず追随する。 デルは9月に発売したモデルを同じく1万5000円程度値下げし、最安値のモデルを3万4

  • 出版大手が共同で始めるWiiでのコミック配信の狙いは?|これが気になる!|ダイヤモンド・オンライン

    出版不況と言われる中、小説やコミックを「コンテンツ」として、デジタル端末に載せる動きが加速している。特にコミックは、若いデジタル世代にも馴染みの深いコンテンツだ。電子コミック市場はその規模250億円ともいわれ、成長の見込めるマーケットといえるだろう。 そんな中で、出版社の垣根を越えた共闘の動きも出始めた。 今年7月に発足した「リブリカ」は、角川書店、講談社、小学館、集英社が参加し、京都のゲーム企業・トーセと共同出資したコンテンツ配信会社だ。家庭用ゲーム機「Wii」のショッピングチャネルでダウンロード購入できる「Wiiウェア」を使ったデジタルコミックの発信を、2009年春を目処にスタートさせる。「Wii」から「ニンテンドーDS」に持ち出す機能も検討中という。 いわばライバルとしてしのぎを削ってきた出版大手が手を携えたことは、注目に値する。もちろん各社とも、デジタル化したコミック・コンテ

  • 仕分け人必読!マイクロソフト幹部が語る 「日本の科学技術は宝の山」 | R&D1兆円企業の秘密 マイクロソフトを支える頭脳 | ダイヤモンド・オンライン

    識学大全 思考法・スキル・リーダーシップ 今、最も会社を成長させる独自のマネジメント論として注目を浴びる「識学」。シリーズ126万部突破の識学3部作のエッセンスを、にはない図解や導入企業の具体例を交えて、一挙に伝授する。さらに、著者の安藤広大・識学代表取締役社長が「3部作で語り尽くせなかったこと」を特別インタビューで明らかに。経営者から管理職、若手社員まで、仕事で悩みを持つ全てのビジネスマン必読の“強化書”だ。 2024.3.4[13記事]

    仕分け人必読!マイクロソフト幹部が語る 「日本の科学技術は宝の山」 | R&D1兆円企業の秘密 マイクロソフトを支える頭脳 | ダイヤモンド・オンライン
  • 遊びには行けても、会社には行けない――これは本当に「ウツ」なのか?|8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解|ダイヤモンド・オンライン

    ――「うつ」にまつわる誤解 その(5) 出版社で課長職にあるTさんの部下E子さんは、「うつ病」で半年前から休職中です。 E子さんの休職は「うつ病のため、自宅療養を要す」という医師の診断書が提出されての正式なものではあるのですが、上司であるTさんは内心、「E子さんは当にうつ病なのだろうか?」と疑問を抱いています。 E子さんは以前から、仕事がいよいよ忙しくなるという時期になると、決まって体調不良を理由に休み始めるパターンを繰り返していました。そのことは、グループ管理者としてのTさんの頭をずいぶん悩ましていたのでした。 E子さんのこの傾向は年々ひどくなってきていて、当然、部課内の他のスタッフたちも、もうすっかりE子さんを当てにしないような雰囲気になってきていました。 そして、皆がひそかに予想していた通り、E子さんは半年前についに格的な病気休職に入ったのでした。 「結局、彼女は大変な

  • ネット普及=引きこもり急増のウソ 世界とつながる子供たちの大進化|World Voiceプレミアム|ダイヤモンド・オンライン

    週刊ダイヤモンド編集部 【第36回】 2008年12月10日 ネット普及=引きこもり急増のウソ 世界とつながる子供たちの大進化 ヘンリー・ジェンキンスMIT教授に聞く 若年層の引きこもりや対話下手の主因としてインターネットが槍玉にあげられることは多い。だが、それは言われなき批判であり、当の問題は接続環境の違いから生じる子供たちの教育格差だと比較メディア研究の泰斗、ヘンリー・ジェンキンス氏は指摘する。 インターネットの普及に伴うデジタル世界の膨張によって、子供もおとなも対面でのコミュニケーションを避けるようになったという指摘を最近よく聞くが、それは当にとんでもない誤解だと思う。 そもそもの原因は社会の物理的なモビリティが高まったためだ。多くの先進国で引っ越しはいまや日常茶飯事。米国人に至っては、3~5年ごとにマイホームを替える。近所付き合いは少なくなり、旧来のコミュニティは崩壊した

  • 調べてみよう!生命保険の原価計算機 | ダイヤモンド・オンライン

    現在あなたは生命保険に月々いくらの掛け金を払っていますか。あなたの保険で支払われる予定の保険料に、果たしてどれくらいの原価がかかっているのかを、知りたいとは思いませんか。 このページの「生命保険原価計算機」は、生命保険(死亡保険)の原価が簡単に調べられるツールです。お手元の保険証券を見ながら、保険金額と保険期間、性別、掛け金を入力して、計算ボタンをクリックしてください。保険の原価率が出てきます。 また、保険会社が生命保険を設計する際(原価を割り出す際)に欠かせないのが、年齢別の死亡率です。この計算機では、保険期間における日人の死亡率も併せて表示されるようになっています。 なお、下記の注意書きにもあるように、この計算結果はあくまで想定値であり、各生命保険会社の実際原価とは異なります。ご使用の際は、その点をご承知願います。 ■計算結果に関するご注意: ・生命保険の保険料は、将来の保険

  • イオンの撤退に揺れる地方都市 本格化する郊外SCの淘汰!|Close Up|ダイヤモンド・オンライン

    週刊ダイヤモンド編集部 【第53回】 2008年11月25日 イオンの撤退に揺れる地方都市 格化する郊外SCの淘汰! イオンが発表した60店舗の撤退戦略が、地方都市を揺さぶっている。その中心は、不振を極めるジャスコなどの総合スーパーだ。核店舗の閉鎖は、ショッピングセンター(SC)の撤退に直結する一大事だけに、地元への影響も計り知れない。撤退騒動に揺れる街の今を追った。 「新聞にイオンが60店舗を閉鎖すると報道されているが、情報は持っているか」 10月の上旬、山形県の庁から入った一の電話に三川町役場の企画課職員は驚いた。町も県もイオン側への連絡を試みたが、結局、イオン三川SCの存続についての回答は得られなかった。 イオンが10月に発表した2008年8月中間期決算(連結)は、営業利益が586億6100万円と前年同期比で13%の減少。なかでも、国内の総合スーパー事業の営業利益は、衣

  • 筑紫哲也氏は本当に賞賛すべきジャーナリストだったのか|週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン

    11月7日、ジャーナリストの筑紫哲也氏が亡くなった。ヘビースモーカーらしく死因は肺ガンだという。1年半に及ぶ闘病生活の末の永眠、73歳だった。 翌日から、テレビでは追悼番組が流され、新聞では氏の功績を称える記事が掲載される。 「硬骨漢のジャーナリスト」、「弱者の味方」という言葉が躍り、文字通り、絶賛の嵐である。 確かに、朝日新聞記者からスタートし、政治部記者、海外特派員、朝日ジャーナル編集長、ニュースキャスターと歩んできたその経歴を振り返れば、さもありなんであろう。 だが、正直に告白すれば、筆者にはどうしてもその種の報道がしっくりこない。 基的に、日社会は「死者への鞭打ち」をタブーとしている。中国春秋時代、楚の平王の死体に鞭打った故事に倣い、権力者といえども、死者は尊厳をもって扱われるべきという観念は、いまなお日社会にも通念している。 確かに、反論のできない死者に対して、

  • パナソニックの三洋電機買収が示した 「現金」買収時代の到来|弁護士・永沢徹 M&A時代の読解力|ダイヤモンド・オンライン

    永沢徹(弁護士) 【第51回】 2008年11月14日 パナソニックの三洋電機買収が示した 「現金」買収時代の到来 ――金融危機でM&Aの主役に躍り出たキャッシュ・リッチ企業たち 先週の金曜日(7日)、超大型の買収案件が発表された。みなさんもご存知の通り、パナソニックの三洋電機買収である。この買収が成功すれば、売上高11兆円にものぼる国内最大の電機メーカーが誕生する。 パナソニックは、非常に財務内容の良い会社である。自己資比率は50.3%と、日の中でも圧倒的に高い。世界有数の優良企業といわれるトヨタでさえも自己資比率は36.6%であり、パナソニックはそれを大きく上回っている。しかもその自己資のかなりの部分が「現金」で占められているのである(自己資3兆7000億円のうち、1兆2000億円が現預金)。 今回パナソニックは、その潤沢な「現金」を元手に三洋電機を買収しようとしている