ブックマーク / dc.watch.impress.co.jp (112)

  • 【新製品レビュー】富士フイルム「FinePix F200EXR」

    2008年夏に発表された「スーパーCCDハニカムEXR」。その新開発の撮像素子を初めて搭載したモデルがFinePix F200EXR(以下F200EXR)である。シャープな印象を与える「ナローシェープデザイン」を採用したボディ外観は、2008年春に発売された前モデルFinePix F100fd(以下F100fd)を踏襲する。だが、機能や操作性に関しては、かなりの進化(または変更)が見られる。 代表的なのは、撮影モードとして新たに「EXRモード」が搭載されたこと。これには「高解像度優先」と「高感度低ノイズ優先」と「ダイナミックレンジ優先」の3種の撮像方式と、被写体と周囲の状況によってそれが自動切り替えされる「EXRオート」がある。この他にも、リバーサルフィルムのような色効果(再現)が得られる「フィルムシミュレーション」をスリムタイプのモデルで初めて採用。このように、かなり描写性能にこだわった

  • フリップバック、固定液晶でフリーアングルが可能になるミラー

    カナダのFlipbac Innovationsは、デジタルカメラの液晶モニターを様々なアングルで確認できるミラー「Flipbac」(フリップバック)を1日に発売した。Web直販のみの取り扱いで、価格は19.99ドル。別途送料が5ドル必要。国内への配送は、受注後5~10日としている。 液晶モニターに装着することで、ハイアングルやローアングルなどの撮影が可能になるミラー。縦横2方向にミラーを開くことができるのが特徴。縦位置および横位置での様々なアングルに対応できる。ただし、天地・左右は逆像になる。ミラーには光学ガラスを採用した。カラーはブラックとシルバーを用意する。

  • オリンパス、中級デジタル一眼レフ「E-30」

    オリンパスは、デジタル一眼レフカメラ「E-30」を12月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、体のみが15万円前後、「ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II」が付属するレンズキットが20万円前後の見込み。 現行フラッグシップモデル「E-3」と、エントリーモデル「E-520」の中間に位置する新機種。最大5段分のボディ内手ブレ補正機構、フリーアングル液晶モニター、約5コマ/秒の連写といったE-3の機能を引き継ぎながら、体を小型軽量化した中級機という位置付けになる。 ただしE-3ほどの防塵防滴性能はなく、一部のネイチャー撮影など過酷な環境での撮影は、E-3の方が適しているという。また、視野率をはじめファインダー性能も、わずかにE-3が上回っており、フラッグシップとしてのE-3の位置付けは変わらない。 ■ マルチアスペクトやアートフィルターを搭載

  • 最大2TB・104MB/秒のSD新規格「SDXC」

    SDアソシエーションは米国時間の7日、最大2TBの容量を実現する次世代SDカード規格「SDXC」の仕様を策定したと発表した。 現地時間の8日から、アメリカ・ラスベガスで開幕する「2009 International CES」に合わせて発表した。仕様書は2009年第1四半期に発表するとしている。SDXCの「XC」は、「eXtended Capacity」の略。 現行のSDHCメモリーカードの最大容量32GBに対して、「SDXC memory card」では、2TBの最大容量を実現。大容量化のためにファイルシステムとしてMicrosoftによる「exFAT」を採用している。 転送速度は104MB/秒で、最高300MB/秒までの拡張を見込む。また、記録以外のデータ入出力対応規格「SDIO」や、家電製品などへの組み込み規格「Embedded SD」などにも高速化技術を導入するという。 SD系規格か

  • 富士フイルム、営業利益を8割下方修正

    富士フイルムホールディングス株式会社は30日、2008年度の通期連結業績予想値を下方修正した。2008年8月28日の予想値から、売上高を14.7%減の2兆4,300億円、営業利益を81.3%減の300億円、純利益を87.5%減の100億円にそれぞれ修正した。 エレクトロニクス業界の急速な需要の減少に伴う受注急減と、円高により海外売上比率の高いデジタルカメラなどの写真関連事業で売上が低下したことを原因としている。 デジタルカメラ事業の採算改善策としては、「SuperCCDハニカムEXR」などの独自技術を生かした商品の拡販を挙げている。 同社は2008年8月28日にも、通期連結業績予想値を下方修正している。 ■ URL 富士フイルム http://www.fujifilm.co.jp/ ニュースリリース http://www.fujifilmholdings.com/ja/news/2009/

  • ミノックス、「DCC Leica M3」にゴールドバージョン

    駒村商会は、ミノックスのミニチュアデジタルカメラ「DCC Leica M3 (5.0)GOLD」を2月26日に発売する。価格は4万9,800円。ダーク調の木製収納ボックスを付属する。 銀塩レンジファインダーカメラ「ライカM3」を模したデザインのトイデジタルカメラ。スペックは2007年に発売済みの「DCC Leica M3 (5.0)」と同等。主な違いは塗装がゴールドになった点。 有効320万画素CMOSを搭載し、画素補間により500万画素での記録が可能。最大記録解像度は2,560×1,920(画素補間)/2,048×1,536ピクセル。320×240ピクセルのAVI動画撮影にも対応する。 レンズは35mm判換算で42mm相当の単焦点レンズ。開放F値はF3。光学ファインダーや1.5型の液晶モニターも装備する。 ホワイトバランスは「自動」、「デーライト」、「曇り」、「室内」、「タングステン」、

  • ミノックス、「DSC Digital Spy Camera」を国内発売

    駒村商会は、ミノックスの新製品「DSC Digital Spy Camera」を2月16日に発売する。価格は3万9,800円。 「スパイカメラ」で名高いドイツのミノックス(Minox)ブランドを冠するデジタルカメラ。2008年9月に開催された「フォトキナ2008」でミノックスが海外に向けて発表。駒村商会を通じて、国内でも発売が決まった。 カメラ体に、320万画素のCMOSセンサー、4枚ガラス構成のレンズ、光学ファインダー、シャッターボタン、128MBの内蔵メモリー、内蔵LEDストロボなどを備える。 さらにカメラ体には、1.5型の液晶モニターとストロボを内蔵した「フラッシュ/モニターユニット」を接続可能。液晶モニターを見ながらの撮影や、撮影後の画像の確認などが可能になる。16GBまでのmicroSDカードも使用できる。 レンズは35mm判換算約42mm相当の単焦点で、開放F値は3.0。最

  • KDDI、Exmorセンサー搭載の「Cyber-shotケータイ」

    KDDIは、「Cyber-shotケータイ」の新製品として、810万画素カメラを備えた「S001」を3月下旬以降に発売する。価格はオープンプライス。シンプルコース契約時の新規購入価格は4万円台後半となる見込み。体色はマゼンタ、オリーブ×ゴールド、ブラック。 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のau端末で、有効808万画素のCMOSセンサーに加えて、世界初という3.3型ワイドVGA有機ELディスプレイを装備。CMOSセンサーには、デジタル一眼レフカメラなどと同じ名称の「Exmor」(エクスモア)を採用する。 逆光や夜景などの撮影シーンをカメラが判断し、露出やホワイトバランスを自動調整する「おまかせシーン認識」を搭載。また、約1秒間に連続7枚の写真を撮影し、顔がキレイに撮れた写真を選ぶ「おすすめBestPic」も装備した。どちらも携帯電話初の機能としている。 「スマイルシャッ

  • ソフトバンク、カメラ起動0.99秒の「EXILIMケータイ」

  • 【第7回】ジャンクカメラで作るレンズバリア内蔵キャップ

    完成した「レンズバリア内蔵キャップ」を装着したZUIKO DIGITAL 25mm F2.8+E-420の全体像。我ながら、なかなかオシャレでカワイイ感じになったと思う 連載の【第4回】E-420+パンケーキレンズを準標準レンズにするでは、「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」に各種ワイコンを装着する実験をしたが、今回は同じレンズを別の方向で切り貼り(ブリコラージュ)してみたいと思う。 この薄型パンケーキレンズには、イマドキ珍しい金属製のねじ込み式レンズキャップ「LC-43B」が付属している。これはなかなかの高品質で、かつ薄型で携行性が高い。しかしねじ込み式のレンズキャップは取り外しに時間がかかり、急なシャッターチャンスを逃してしまう。持ち運びに便利ですばやく撮影できるのが特徴のレンズで、これは末転倒のような気がする。 しかし改めて考えてると、一眼レフカメラ用の交換レンズは

  • 国内未発売の「サイバーショットDSC-T500」を買ってみた

    デジタルカメラの中には、日と同じブランドで展開されていながらも海外のみで販売されるモデルがいくつか存在する。今回レビューする「DSC-T500」も、そうした製品の1つだ。 DSC-T500の最大の特徴は、1280×720ピクセル、30fpsでMPEG-4 AVC/H.264形式のHD動画を撮影できること。H.264形式の動画が撮影できるデジタルカメラ自体はカシオのEXILIMやキヤノンのPowerShotなどにも存在するが、HD記録に対応したデジタルカメラは珍しい。薄型モデルともなるとなおさらだろう。 米国では2008年9月に発売されているが、残念ながら日では現在のところ発売されておらず、今回は米国に住む知人にお願いして入手した。ただし、日で手に入れる方法がないわけではなく、家電量販店などのオーバーシーズモデルであれば米国価格よりは多少高くなるものの購入できる。米国での購入は346.

  • オリンパス、「E-520」と「E-420」のファームウェアを公開

    オリンパスは30日、デジタル一眼レフカメラ「E-520」と「E-420」のファームウェアを更新した。Webサイトからダウンロードできる。更新は、OLYMPUS MasterまたはOLYMPUS Studio経由で行なう。 更新内容は両機種とも共通。条件によってAFターゲットマークが暗くなる現象を修正した。 E-520は、同社が5月に発売したデジタル一眼レフカメラ。4/3型有効1,000万画素Live MOSセンサー、ボディ内手ブレ補正機構、ライブビュー機能、超音波振動による撮像素子のゴミ除去機能などを搭載する。実勢価格はボディのみが7万200円前後。 E-420は、E-520から手ブレ補正機能やグリップ部を省略した小型軽量モデル。撮像素子はE-520と共通。実勢価格はボディのみが5万2,500円前後。 ■ URL オリンパス http://www.olympus.co.jp/jp/ ダウン

  • 「α900」でやっと1人前になれた

    カメラメーカーの中で、今年のフォトキナをもっとも楽しみにしていたのはソニーかもしれない。αの事業に携わる人たちの顔は、一様に晴れやかで明るい。2年がかりで進めてきた一眼レフカメラボディのフルラインナップ化を、このフォトキナ開催に合わせたタイミングで販売が始まったα900によって達成できたからだ。 前回、ソニーは一眼レフカメラメーカーとして初めてのフォトキナに挑んでから2年、カタログに載る交換レンズは26に達し、30へと迫ろうとしている。これまで慎重に慎重を重ねた発言に終始してきたソニーデジタルイメージング事業部 AMC事業部長の勝徹氏は、ひとつの目標を達したことを認めながら、次のステップに対する意気込みを語った。[インタビュー:田雅一] ■ カメラメーカーとして他社と同じ歴史をなぞる必要があった ――前回のフォトキナ、ソニーブースは一眼レフカメラメーカーというよりも、デザイン家電

  • アドビが「Photoshop CS4」を発表

    アドビシステムズのブースでは、Photoshop CS4を含むクリエイティブスイートの説明が行なわれていた。プロ御用達の写真編集ソフトだけあって、来場者の関心は高く、ブース内のメインステージで行なわれるPhotoshop CS4のデモンストレーションには、連日のように人集りができていた。なお、国内での製品アナウンスはまだ行なわれていない。 Photoshop CS4の最大の特徴は、「64bit版OS」と「OpenGL」への対応。これにより全体的なパフォーマンスが向上しているという。同社の製品では、RAW現像ソフト「Lightroom 2」やPDF作成ソフト「Acrobat 9」などで64bit版OSをネイティブにサポートしている。Photoshop CS3では、64bit環境での動作を保証していなかった。 進化した点としては、解像感を維持しつつ一気にズームしすぐに元の表示に戻せるようなスム

  • オリンパス、マイクロフォーサーズ対応機の開発を発表

    オリンパスは22日、マイクロフォーサーズ規格に準拠したデジタル一眼カメラおよび交換レンズの開発を発表した。ともに発売日と価格は未定。23日からドイツ・ケルンで開催するイベント「フォトキナ2008」にコンセプトモックアップを参考出品する。 8月5日に松下電器と共同で発表したマイクロフォーサーズ規格に準拠したレンズ交換式デジタル一眼カメラ。オリンパスでは初となるマイクロフォーサーズ機で、同社のデジタル一眼レフカメラ「E-システム」の新製品として提案する。 マイクロフォーサーズは、フランジバックをフォーサーズ比50%、マウント外形を同6mm縮小し、ボディとレンズの小型軽量化を可能とする新規格。事実上、ミラーレスのライブビュー専用規格となっている。また、マウントの電気接点を増やすことで、AFの高速化が可能。撮像素子の大きさはフォーサーズ規格と同じ4/3型。 オリンパスでは、「コンパクトデジタルカメ

  • カシオ、超高速連写カメラ第2弾「EX-FH20」

    カシオは、40コマ/秒の連写機能や1,000fpsでのハイスピードムービーを実現した「HIGH SPEED EXILIM EX-FH20」を9月19日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万円前後の見込み。 カシオが3月に発売した「EXILIM PRO EX-F1」の下位モデル。EX-F1と同じく高速連写とハイスピードムービーを売りとする機種で、今回は「HIGH SPEED EXILIM」という新たなシリーズ名での展開となる。 ただし撮像素子がEX-F1の1/1.8型有効600万画素から、1/2.3型有効910万画素に多画素化していることもあり、連写性能は60コマ/秒から40コマ/秒になった。また、ハイスピードムービーの最高フレームレートも、1,200fps(336×96ピクセル)から1,000fps(224×56ピクセル)になっている。HDムービーも1,920×1,080ピ

  • 「LUMIX DMC-G1」で楽しむマウントアダプター(キヤノンFDマウント編)

    レイコール(宮製作所)がライカMマウント用と同時に発売したマイクロフォーサーズアダプターには、キヤノンFD用がある。キヤノンFDとはキヤノンがMF一眼レフの時代に採用していたレンズマウントだ。キヤノンはAF化の際に完全電子マウントのEFマウントを新たに開発。FDマウントはその役目を終えた。 マイクロフォーサーズ用アダプターの製造元であるレイコールの製品情報ページには、以下のように記されている。 ――Panasonic純正のフォーサーズ - マイクロフォーサーズアダプタ「DMW-MA1」と弊社製フォーサーズアダプタ群を併用していただくことで、その他のレンズをご使用いただけます。今後CY-M4/3やNF-M4/3のダイレクトタイプのアダプタも製作予定になっています。 つまりマウントアダプターを二段重ねすれば、既存の一眼レフ用交換レンズをDMC-G1に使用できる。だが現在発売中のアダプターの中

  • “フルサイズデジタル一眼"を比較する(画質編)

    1月4日掲載の機能編に続き、今回は画質編をお送りする。フルサイズのイメージセンサーはAPS-Cサイズの2倍以上の面積を有する。それゆえ、画素そのものの大きさや画素数など圧倒的に有利で、レンズ来の画角が掛け値なしにそのまま活かせることとともにフルサイズのメリットとなっている。 ちなみに3機種それぞれのイメージセンサーは、キヤノンEOS 5D Mark IIが36.0×24.0mm/有効2,110万画素CMOS、ソニーα900が35.9×24.0mm/有効2,460万画素CMOS、ニコンD700が36.0×23.9mm/有効1,210万画素CMOSとなっている。 ■ ダイナミックレンジ拡大機能 3機種とも、いわゆる「ダイナミックレンジ拡大機能」が搭載されている。具体的には、α900が「Dレンジオプティマイザー」、D700が「アクティブD-ライティング」、EOS 5D Mark IIは「オート

  • パナソニック、初のマイクロフォーサーズ機「DMC-G1」

    オリンパスとパナソニックが8月5日に提唱した「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠する初の製品。フォーサーズシステム規格に対するフランジバックの短縮、レンズマウント外径の縮小といった特徴を活かし、「可動式液晶搭載レンズ交換式デジタルカメラで世界最小最軽量」(同社)のコンパクトなボディを実現した。 レフレックスミラーを使用しないミラーレス構造のため、撮像素子からのライブビューを背面液晶モニター、またはLVF(ライブビューファインダー)で表示。パナソニックでは「一眼レフ」ではなく、「一眼」との呼称を使用する。 レンズは2を用意。どちらもデジタル一眼レフカメラ用としては小型・軽量で、レンズ内に手ブレ補正機構を内蔵している。別ページで詳細を掲載する。 ボディとレンズの小型化により、フォーサーズ規格の「LUMIX DMC-L10」に対して、ボディのみで約150cc、レンズキットで385ccの容

  • キヤノン、EOS 5D Mark IIの「黒点問題」対策ファームウェア

    キヤノンは8日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」の最新ファームウェアを公開した。内容は、2008年12月19日に認めた「黒点現象」の改善・軽減など。バージョン番号は1.0.7。 適用することで、『光源の右側が黒くなる」、「縦の帯状(バンディング)ノイズ」が改善・軽減する。 上記の2点は、キヤノンが2008年12月19日に「特定の条件下で発生すること確認」と発表。同時に、ファームウェアのアップデートによる改善を検討していることを明らかにしていた。 ファームウェアの更新とともに、キヤノンではアプリケーションソフトウェア (Digital Photo ProfessionalおよびPicture Style Editor)をアップデートするよう呼びかけている。最新バージョンは、Digital Photo Professionalが3.5.2、Picture Style Ed