「1,000曲をポケットに」 初代iPodを発表するプレゼンにて、新たなプロダクトの革新性を伝えるために、スティーブ・ジョブズはこう語った。 だが、iPodに楽曲を詰め込むために、CDから取り込んだ音源をmp3形式に圧縮していたのは、もはや懐かしさを覚える行為だ。今のMacBookにはCD/DVDドライブすらついていないし、CDから音楽を取り込む行為自体も、最後にしたのはいつだったのか覚えていない。 世界では音楽はストリーミングで楽しむものになってきており、SpotifyやApple Musicといったサービスが広まっている。その一方で、オーディオ機器にはハイレゾブームが訪れている。「良い音源を、良いデバイスで、しっかりと聞き込みたい」、そういった人は、音源をmp3ではなく、AACやロスレス形式に変換している。 「mp3はもう役目を終えたかもしれない」−−そう多くの人が考えていたところに、
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