ブックマーク / iharadaisuke.hatenablog.com (8)

  • 漫画トークイベント「コミックスなんていらない!?『解体屋ゲン』電子出版へ向けて大打ち上げ会」レポ - 漫画原作者 猪原賽BLOG

    漫画原作者の猪原賽(@iharadaisuke)です。もはや半月以上前のイベントですが、去る4月30日に阿佐ヶ谷ロフトAにて開催された、石井さだよし先生・星野茂樹先生作のマンガ『解体屋ゲン』トークイベントのレポートです。……記憶を頼りに、私自身が思ったことを書き連ねるので、レポじゃない可能性もありますがw とにかく『解体屋ゲン』は10年以上連載が続く雑誌の看板マンガなのに、コミックスが1巻(+コンビニコミック2冊)しか出ていない謎のマンガ。その作者お二人による、今後増えるであろう「コミックスにならないマンガ」に、作者が一体何をできるのか――そんな、マンガ業界やマンガ家自身への提言ともいうべき内容でした。 『解体屋ゲン』トークイベントに行って来た 〈1〉 無料アプリでプレイバック!記念 実体としてのコミックスが出ていない『解体屋ゲン』は、これまで過去を振り返ることが出来ませんでした。それでも

    漫画トークイベント「コミックスなんていらない!?『解体屋ゲン』電子出版へ向けて大打ち上げ会」レポ - 漫画原作者 猪原賽BLOG
  • マンガ読み・サブカル女子注目の劇画狼独演会「このマンガがひどい!スカベンジャー・ハント」行って来た - 漫画原作者 猪原賽BLOG

    ブログ「なめくじ長屋奇考録」の運営者でインディーズ出版社「おおかみ書房」の代表でもある劇画狼(げきがうるふ)さんの独演会「このマンガがひどい!スカベンジャー・ハント」に行って来ました。彼の注目するマンガは「このマンガがひどい!」というフレーズにも表れているとおり、ほんとにヒド過ぎて逆に笑っちゃうマンガ。特に彼は“エロ劇画”に注目して紹介していますが、彼のイベントはマンガの多様性・自由さを再発見して面白いんですよね。 家より面白い!?「このマンガがひどい!」 「なめくじ長屋奇考録」というブログに私が注目するようになったのは、毎年「このマンガがすごい!」が発表される年末に、彼がブログで発表する「このマンガがひどい!」のネタエントリー。 昨年末は今回のイベントの準備もあってボリュームは少なめだったので、2014年末の「このマンガがひどい!」を紹介すると―― (※エロ劇画を主に扱っています、成人

    マンガ読み・サブカル女子注目の劇画狼独演会「このマンガがひどい!スカベンジャー・ハント」行って来た - 漫画原作者 猪原賽BLOG
  • 「コミックスが必ず出るとは思わないで欲しい」という底辺漫画原作者の叫びとデジタル時代の“希望” - 漫画原作者 猪原賽BLOG

    漫画原作者の猪原賽@iharadaisuke です。個人的に親交のある漫画原作者・星野茂樹さんの作品『解体屋ゲン』は、なぜかコミックスの出ていない人気長期連載作品として一部のマンガ読みの中で話題の作品ですが、今月、漫画作画担当の石井さだよしさんが「過去の全話無料公開」というツイートをし、ネット上での話題となりました。 今回はその“衝撃”を取り上げつつ、「マンガは雑誌で読まない、コミックス待ち」という方に、コミックスがなかなか出ない底辺原作者(=俺)の悲しみを白状したいと思います。 【1】コミックスは必ず出るわけではないんです 1-1:コミックスが必ず出るのは一部の週刊少年誌だけ! 私がこれまで立ち上げた連載は、必ず友人に「読んでね」と連絡して来ました。別に雑誌を買ってもらうよう(そしてアンケートを入れてもらうよう)強要することはありませんが、たったひとつ、受け取った返事で残念に思うことがあ

    「コミックスが必ず出るとは思わないで欲しい」という底辺漫画原作者の叫びとデジタル時代の“希望” - 漫画原作者 猪原賽BLOG
  • マニアックな人気に支えられて緊急増刷!中川ホメオパシー『もっと!抱かれたい道場』発売イベント行って来た - 漫画原作者 猪原賽BLOG

    中川ホメオパシー先生のコミックス『抱かれたい道場』(秋田書店・刊)の正当続編……というか2巻が出なかった分が収録されたコミックス『もっと!抱かれたい道場』が「おおかみ書房」より発売されました。 それを記念したサイン会兼トークイベント「悪書追放サミット」に行って来たんですよ。 ★緊急増刷がかかった『もっと!抱かれたい道場』 抱かれたい道場 (ヤングチャンピオン烈コミックス) 作者: 中川ホメオパシー 出版社/メーカー: 秋田書店 発売日: 2012/10/19 メディア: コミック クリック: 21回 この商品を含むブログ (10件) を見る こちらが秋田書店刊『抱かれたい道場』。秋田書店の連載作品にはよくあることですが、1巻が出ても、2巻以降のボリュームがあっても、1巻が残念な売り上げ数ということで2巻以降の発売が白紙になることがあります。 iharadaisuke.hatenablog.

    マニアックな人気に支えられて緊急増刷!中川ホメオパシー『もっと!抱かれたい道場』発売イベント行って来た - 漫画原作者 猪原賽BLOG
  • 絶版作品『下町狂い咲きキネマ』『学園ノイズ』PDFデータ販売開始!新サービス「マンガ図書館Z」にて! - 漫画原作者 猪原賽BLOG

    「Jコミ」に始まった赤松健先生のマンガ業界応援プロジェクトが、もんのすげえ事になりました。 なんとYahoo!グループの傘下入りし、新刊書を扱う出版社とバッティングしない、絶版コミックすべてを、そしてこれからの新人も育てる無料マンガウェブサービス「マンガ図書館Z」として新生! もちろんオフィシャル登録作家である私の過去の絶版作品も、新たに日の目を見ることに……! 赤松健先生がUstreamの生記者会見で発表された「マンガ図書館Z」。そのサービスについてはNewsACTのほうでまとめましたので、どうぞコチラを。 news-act.com これを受け、絶版作品にも関わらず「旧・絶版マンガ図書館」(Jコミ)からKindle版が販売されていた拙著『下町狂い咲きキネマ』『学園ノイズ』は、「マンガ図書館」サイトからPDF版データの販売が始まりました。 マンガ図書館該当サイトでもこう書かれているとおり、

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  • イマジナリーラインとは関係なく、「漫画の読み方」マンガのコマ運びの暗黙のルールについて考えてみた - 漫画原作者 猪原賽BLOG

    マンガの読み方についてのアンケートです。 あなたはこの「A」と「B」。 どちらのコマ運びが自然だと思いますか? 長年培われたマンガ文化では、「A」が正解です。 しかしどう考えてもどう見ても、「B」のコマ運びをするマンガも、実際マンガ雑誌に掲載されている例はあります。 この事についてツイートしたところ、なんだかRTが1,000超えてる…………! 実際の私のツイートはこちら。 イマージナリーライン?の話題で思い出したけどこのBのコマ順で構成されてる漫画時々見るけど、某社の編集がBの読み方してて、実は子供の頃漫画読んでなかったです、Bで描かせますって言ってて、問題は根が深そうだと諦めた。 pic.twitter.com/CGYQKo9rFQ— 猪原賽【放カタ2巻発売中】 (@iharadaisuke) March 12, 2014 マンガのコマ運び、読み方のルールは、 上から下 右から左 です。

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  • 【お知らせ】今まで匿名でレポート・レビューブログやってました - 漫画原作者 猪原賽BLOG

    NewsACTというレポート・レビューブログをご存知でしょうか? 奇しくも私の代表作のひとつである『悪徒-ACT-』と似ているブログタイトル。 実はこれ、奇しくも何ともなくて、ニュースサイト「ねたたま」管理人であるksnさんと私が二人で運営しているブログでした。 開設から約1年、匿名で記事を書いてました。すいません。 というのもいろいろ事情がありまして…… 1年ちょっと前です。 ksnさんと酒飲んでる時に、レポートやレビューをメインに据えたブログをやってみよう! という話になったんですよ。 名前を出さず匿名でどこまで伸びるか試してみようと、ブログタイトルこそ実際「悪徒-ACT-」から連想したksnさんが付けた名前なのですが、当初は完全に匿名で二人で記事を投稿掲載していました。 ですが「匿名」であることが逆に煩わしくなりまして、けっこう早い段階で「やっぱ二人とも名前出しちゃうか」って話になり

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  • 佐渡川準先生の訃報に際して思うこと - 漫画原作者 猪原賽BLOG

    朝日新聞デジタル:漫画家・佐渡川準さん自殺か 代表作「無敵看板娘」 - おくやみ 佐渡川準先生 訃報 | 秋田書店 ちょっと、このニュースに心がざわついております。 「お悔やみ申し上げます」というセリフはあまりに形骸化した言葉に見えて、使いたくないです。 佐渡川先生はわたしがタダのチャンピオン読者だった時からチャンピオン作家として活躍しており、やや低迷期に思えた時期に、「無敵看板娘」アニメ化で確かにチャンピオンを支えて持ち直した作家さんの一人だと思います。 チャンピ読者だった自分が、幸運にも「悪徒」でチャンピオン連載することが出来た時も、「PUNISHER」が新連載同期でした。 作家歴が純粋にチャンピオンからであり「無敵看板娘」で実績もある佐渡川先生を、様々な出版社を渡り歩いて来た新参者である自分は、勝手にライバル視もしてましたね。 その勝負の行方は皆さんご存知のとおり。 私が他社へ移った

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