なぜアマゾンは顧客満足度でヨドバシに勝てないのか…「安さ」だけではないヨドバシの経営戦略 「一人の客が一生でどれだけお金を使ってくれるか」を考えている
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なぜアマゾンは顧客満足度でヨドバシに勝てないのか…「安さ」だけではないヨドバシの経営戦略 「一人の客が一生でどれだけお金を使ってくれるか」を考えている
総合エンタテインメント企業エイベックスの社食では、アイドルやタレントたちが「アルバイト」として働いている。芸能活動に専念しなくていいのだろうか。なぜそんなことを始めたのか。エイベックスに聞いた――。 新社屋で社食導入と同時にスタート 多くの人気アーティストを抱え、マネジメント業務を行うエイベックス。同社ではいま、駆け出しの所属タレントを社員食堂でアルバイト雇用する試みを行っているという。なぜそんな取り組みを始めたのか。 エイベックスでの“タレントのバイト雇用”がはじまったのは、東京・南青山に新社屋がオープンした2017年12月から。最上階に社員食堂「THE CANTEEN」が設けられ、そのなかにある売店兼コーヒースタンド「POP IN」で若手タレントが働いている。社員食堂の導入自体、エイベックスでは初の試みだったという。 「新社屋建設にあたって社食の計画を立てるなかで、『“街の食堂のおばち
多数のミュージシャンが出演する「音楽フェス」が、夏のレジャーの定番になりつつある。だが10年ほど前までは「音楽に詳しい人向けのお祭り」だった。なにが変わったのか。音楽ブロガーのレジー氏は、主催者たちの「フェスは参加者が主役」という発言に注目する。そのうえで「ユーザー起点で新たな遊び方が創出される『協奏のサイクル』が生まれている」と分析する――。 ※本稿は、レジー著『夏フェス革命 音楽が変わる、社会が変わる』(blueprint)の第1章を再編集したものです。 フェスを「協奏」する参加者 「フェスは参加者が主役」「フェスはみなさんと一緒に作るもの」。こういったメッセージは、フェスを運営する人たちから長年にわたってたびたび発信されている。 フェスティヴァルはお客さんと一緒になって作っていくもの。我々もお客さんと一緒になって学んでいかなければいけないと思ってますが、このイヴェントで、基礎の少しは
音楽ソフト市場の縮小が止まらない。日本国内のCDのセールスが、ピークだった1998年の約6000億円に比べ現在は約2000億円と、わずか十数年で約3分の1にまで激減した。町のレコード店もどんどん減っている。 「CDの売り上げが落ち込む中、着うた等の配信サービスは順調に配信数を増やしていましたが、近年の急激なスマホ普及のため、これも頭打ちになってしまった状態です」と、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の今泉裕人氏は語る。高画質高音質で気軽にYouTube等で見ることができるようになったため、わざわざお金を払って曲をダウンロードするユーザーが減ったためだ。 いま音楽業界では「逆転現象」が起こりつつある。右肩下がりの音楽ソフト(CD・DVD等)市場とは逆に、コンサート事業の売り上げが2004年の900億円に対し、11年には1600億円と上がり続けているのだ。今泉氏は「以前は、CDを売るため
温室育ちの草食系男子よ、さらば 最近は、元気のない若者男子の代名詞として「草食系」と言われるようだが、団塊世代の私からすると、彼らはハングリー精神のない「温室育ち」に見える。なにしろ私たちの世代は、小さい頃から進学、就職などあらゆることで競争社会だった。とにかく勉強していい学校に行き、いい会社に入り必死に働いて、いい暮らしをしたい、親孝行をしたいという思いが強くあった。伊藤忠に入社したときの同期は、総合職354人、事務職が632人と約1000人もおり、ものすごく活気があり、ハングリー精神もあった。先輩たちの気持ちも高揚していたし、横のつながりも強かった。 ところが、社会が豊かになるにつれてハングリー精神が奪われていき、いい意味での上昇志向も低下してきた。特に約20年前から、詰め込み教育や受験競争がよくないというので始まったゆとり教育が、競争社会を生き抜こうという強い気持ちを養う機会を減らし
イギリスのテスコ、フランスのカルフール、アメリカのウォルマート――。圧倒的な調達力と優れた小売り技術を持つ彼らが、日本では苦戦を強いられたのはなぜか。その理由は「文化のバリア」であると筆者は説く。 イギリスの綿が日本を席巻できなかった理由 現在、静岡県知事を務められる川勝平太氏には、『日本文明と近代西洋――「鎖国」再考』(NHKブックス)という名著がある。明治初期のわが国近代工業の曙をテーマとするものだが、内容はわくわくさせる面白さがある。 イギリスに100年遅れてスタートした明治期の日本の近代化。当のイギリスは、産業革命を契機とし綿工業の生産力を高め、19世紀から20世紀にかけて世界の市場に進出した。その圧倒的な力による攻勢に耐え、逆にアジア市場で主導権を奪ったのは日本の綿工業であった。100年遅れてスタートしたにもかかわらず、日本の綿工業は、どうして巨大な生産力と販売力を併せ持ったイギ
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