おそらく、世界で一番有名な叫び声:ウィルヘルムスクリーム。もともとは1951年の西部劇「遠い太鼓」の兵士がワニに噛まれるというシーン用に録音された音声の中のアウトテイクで、1970年に入ってBen Burttというサウンドデザイナーがたまたまこの音源のマスターを発見する。後に、彼がSEを手がけた「スターウォーズ」や「インディージョーンズ」のすべての作品の中で(半ばジョークとして)挿入されたこの叫び声は、その特徴的な響きからハリウッドのSE業界の中で「ウィルヘルムスクリーム」と呼ばれ、半世紀以上経った今でもある種の伝統として使われ続けているんだとか。 The Wilhelm Scream Compilation History of the Wilhelm Scream さて、この話で思い出したのが「ブレイクビーツ」のお話。ヒップホップからはじまり、90年代後半にはビックビートやドラムンベー
日立製作所(古川一夫執行役社長)は10月6日、2000時間の録音データから3秒で特定音声を検索できる技術を開発したと発表した。 今回の技術は、大規模な録音データの中から、任意のキーワードを含む音声を高い精度で高速に検索するもで、「音素記号インデックス(索引)を利用した高速検索技術」と「音声特徴量を利用した高精度な検索技術」の開発によって実現した。 「音素記号インデックス(索引)を利用した高速検索技術」では、録音データを音素(音声の基本単位)の記号列に変換し、音素がどのタイミングで出現するかをインデックス(索引)として保存する方式を用いた検索を行う。今回、このインデックス処理を最適化し、不要なインデックスを削減することで、任意のキーワードを含む音声を高速に検索することが可能となった。 「音声特徴量を利用した高精度な検索技術」では、音素による検索処理の後で、音声特徴量を用いたより精度の高
英ロータスエンジニアリングは、電気自動車やハイブリッドカー向けに車外騒音発生装置『セーフ&サウンド』を開発した。リアルなエンジンサウンドにより、低騒音車が走行中であることを周囲に認知させる。 [図版拡大 システム概略] 電気自動車やハイブリッドカーは環境に優しい車として期待されているが、視覚障害者に対しての問題がクローズアップされてきた。これらの車が低速で電気走行するときは、車外に音をほとんど発生しないため、視覚障害者は車の接近に気づかないリスクがある。 エンジンサウンドの合成あたっては、車速信号やスロットルペダルの動きを車から拾って、システムのオン/オフや音量・音質を自動的に制御する。ドライバーに聞こえる音はほとんど増えないという。 ロータスグループのマイク・キンバリーCEOは、「車の最低騒音を法令で定めるべきだ」と語っている。 《レスポンス 高木啓》 【関連記事】 ロータ
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