ブックマーク / dice-x.hatenadiary.org (3)

  • 思考錯誤 - 特集勉強法のすゝめ

    卒論の話が続いてましたが、そろそろ新学期間近でもあることだし、新入生向けのエントリなぞ上げてみます。 ていうか、現2年次の学生さんから(特にアカデミックな内容にこだわらない)裏ゼミをやってほしいというお願いを受けましたので、こういうことを軸にやってみようかなと。 なので、新入生さんでなくても参考になるんでないかと思います。 6年前に学内の広報誌に寄せた文章です。 特集勉強法のすすめ 勉強とは何も講義やゼミに限ったものではありません。視野を広げ、ものの見方のレパートリーを増やすことすべてが「勉強」と言えるでしょう。その意味での勉強をちょっとおもしろくするコツのようなものを一つご紹介します。それは、月単位で自分なりの「特集」を組む、という方法です。 特集のテーマは何でもかまいません。子ども向けのSFマンガを60冊読むとか、70年代のハリウッド映画を30観るとか、そういう目標を毎月決めます。こ

    思考錯誤 - 特集勉強法のすゝめ
    taninen
    taninen 2007/03/06
    あるトピックをめぐるコンテクストを感じ取るための方法。直感的に興味を持つ範囲より多めに情報を摂取することがまず大事。そのコストをケチると、自分の思い込みを対象に押し付けてしまいがち。
  • 思考錯誤 - 私の(あくまで個人的な)卒論評価基準

    ひとの卒論(作業)にイチャモンつけるばかりでも何なので、私自身の学生時代の卒論(作業)がどういうものだったか、教員としての卒論評価の基準はいかなるものか、を少し書いておくことにしたい。 私は学部時代は心理学専攻で、卒論は、認知心理学の一研究領域たる、概念(カテゴリー)形成について、実験心理学的な手法で取り組んだ。 概念形成については、主だったモデルと先行実証研究がはっきりしており(概説書・入門書を読めば、共通して取り上げてあるものはすぐわかる)、そのひとつに発展的検討を加えることを試みた。 自分が発展させようとしているモデルについては、原著の英語論文を読んだが、それ以外はさほど先行研究に網羅的に目を通したわけではない。 仮に、自分のやろうとしていることが既にやられていたり、問題含みであったとしたら、それは指導教員(や専門分野の近い院生*1)が指摘してくれるはずなので、学部の卒論レベルの場合

    思考錯誤 - 私の(あくまで個人的な)卒論評価基準
    taninen
    taninen 2007/02/07
    そうそう「対象」と「切り口」。逆に、いつまで経ってもこの二つの足並みが揃わないくて苦労する人も多い。調べたことから議論を導き出せないとか、理屈が先走って話に現実味がないとか。
  • 思考錯誤 - バカだと思われるかもしれない不安 コピペレポート関連

    ここやここで書いたことについて、とある学生さんから、こういう素直な感想をもらう(人の許可を得たうえで一部転載)。 私自身レポートの課題でネットから、コピペとまではいかないまでもバレないように、勝手に改変して写して提出してしまうことはあった。一応アレンジした!といってみても変えたのは文体だけで結局主張していることは丸々パクっているわけで。 「あぁ、俺情けないなぁ…。」 と思いつつもそうしてしまうことがあったのは、センセがブログ内で書かれているように「怖い」からである。 「もしかしたら自分はまったく的外れのことを書いているのではないか」 という不安は、人にもよるのだろうが私にとっては相当に強いものだ。バカだと思われるのではないか。何も知らないと思われるのではないか。(事実何も知らないのだが)自尊心がバカみたいに強い自分はいつもこんなことを考えてしまう。 ネットを自由に使えるようになってからは

    思考錯誤 - バカだと思われるかもしれない不安 コピペレポート関連
    taninen
    taninen 2005/10/04
    「正解」のない問題で点数を与えられることへの不安なのではないだろうか。
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