7月3日に、「クボタのアスベスト被害」という記事を掲載し、その後、ヨーロッパと韓国に出発した。帰国してみて、アスベスト被害を報告する企業が相次いだらしいことが分かった。最近の傾向として、何かを秘匿すると、その後、責任を追及されるので、情報はとりあえず開示しようという企業が増えたことは歓迎すべきことだ。 朝日新聞などは、どうも、行政の責任を追及するような姿勢を示している。いわく、米国では、石綿規制は早かったが、日本はなぜ遅れたのだ、といった論調である。 現時点で、そのような記事を書くことは、極めて容易なことである。問題は、その時点で、例えば、1970~75年に、朝日がどのような記事を書いたのか、である。残念ながら、時間がなくて、検証は行っていない。その時代に、充分な情報が流れていれば、状況は多少違ったかもしれない。 今回、アスベスト被害に対して、どのような見方があり得るのか、議論してみたい。
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