Simple ROI Methodはコストの構成要素を金額で積み上げていくもので、以下の特徴を持ったテスト自動化において有効です。 テストエンジニアの単価が明確になっている 自動化の投資期間が長い 既存の手動テストをテスト設計やカバレッジを変更せずに、そのまま自動化する Simple ROI Methodのメリットとデメリットは下記の通りです。 メリット 金額ベースで積み上げていくため、ROI試算の内訳についてマネジメント層とコミュニケーションが取りやすい デメリット テストエンジニアの単価が明確ではない場合、適用できない 余りに計算を単純化し過ぎている テスト設計やカバレッジを変更せずに、手動テストがそのまま自動テストに置き換わることは少ない 自動化に伴う欠陥対策コストの減少、手動テストのカバレッジ増加などを無視している テスト自動化によりプロジェクトの予算を圧縮できるように見える。通常
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