ウェブ標準化という大きな流れの中で、「HTML5」というキーワードはバズワード化するほどに浸透してきた。しかし、その仕様自体はまだ策定中であるため、ブラウザベンダーの思惑でHTML5の実装が進んでいるのが現状だ。各ブラウザベンダーが今後どう足並みをそろえていくつもりなのかが気になるところだ。 11月2日にヤフーと技術評論社が開催した「ブラウザカンファレンス2010」では、Mozilla Japan、Opera Software、マイクロソフト、グーグルの各担当者たちが語る「ブラウザベンダーーに聞くHTML5対応の本音と未来」と題したパネルディスカッションが開かれた。参加者はピクセルグリッドの外村和仁氏、Mozilla Japanの加藤誠氏、Opera SoftwareのDaniel Davis氏、マイクロソフトの春日井良隆氏、グーグルの北村英志氏、ヤフーの継岩直充氏。モデレーターは「WEB
検索大手のGoogle(Mozillaの大口出資者でもある)による新しいウェブブラウザ「Chrome」のリリースは、GoogleがMozillaの最大の競合相手になろうとする試みを示す動きだ。それにもかかわらず、Mozilla Corporationの最高経営責任者(CEO)であるJohn Lilly氏は米国時間9月1日、Chromeのリリースについて達観した意見を述べた。 Chromeは必然だった、とLilly氏は述べている。 「Googleがここに登場してきたことは、まったく意外ではないはずだ。彼らのビジネスはウェブであり、物事はどのようにあるべきかについて、彼らは明確な意見を得てきた。Chromeは、彼らが重要と考えることに対して最適化されたブラウザになるだろう」と、Lilly氏は9月1日のブログに書いている。 Chromeのベータ版は、9月2日よりWindows向けに利用可能となっ
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