8日に国土交通省で開かれた、国直轄事業負担金制度をめぐる全国知事会のプロジェクトチームと金子一義国交相らとの意見交換会で、大阪府の橋下徹知事が会議の運営方法に反発し、協議が始まる前に一時退席する一幕があった。 テレビカメラの取材が会議冒頭に限られたことが原因。いったん退席したが、記者団の取材に応じた後で引き返し、約15分後に会場に戻った。 発言の冒頭では「大臣の前で無礼な振る舞いをしたことをおわびします」と謝罪した。 橋下知事は会議終了後、記者団に「政治運動である以上は国民に知ってもらわないといけないのに、知事会が(冒頭撮影のルールを)のんだのはおかしい。『ルールは変えられない』と言うのでカッときて出た」と説明した。