田母神俊雄について書くと、城内実の眞鍋かをりポスター無断使用事件の時には遠く及ばないとはいえ、ブログのアクセス数が増える。これはなぜかというと、田母神が電波芸者の一人になっていて、読者(視聴者)の関心が強いからだ。「城内実ポスター事件」にしても、芸能人の眞鍋かをりが絡んだからブログのアクセスが増えた。こうして考えると、テレビという媒体の影響力がいかにすさまじいかがわかる。大新聞の影響力はテレビに大きく劣り、一般週刊誌はさらに劣り、週刊誌にもはるか及ばないのがブログや掲示板などのインターネットではないだろうか。昨年の自民党総裁選の時の「NHKの自民党コマーシャル事件」などのように、ブログでの騒ぎが一気に広がることもたまにはあるが、その影響力はごく限定的だ。もっとも、ネットの影響力が強かったら、一昨年の参院選は、維新政党新風と9条ネットに票が集中し、両政党が二大政党になっていただろう。ネットで