スルフォラファンの餌を与えたマウスで脂肪肝と血糖値の上昇が抑制 金沢大学は2月15日、カゴメ株式会社と共同で、ブロッコリーの新芽(ブロッコリースプラウト)に多く含まれる「スルフォラファン」に肥満を抑える効果があることを、マウスを用いた動物実験で明らかにしたと発表した。この研究は、同大学医薬保健研究域附属脳・肝インターフェースメディシン研究センターの太田嗣人准教授と医薬保健研究域医学系の長田直人助教の研究グループが行ったもの。研究成果は、米国糖尿病学会誌「Diabetes」オンライン版に掲載された。 画像はリリースより ブロッコリースプラウトに多く含まれるスルフォラファンは、Nrf2という細胞内の酸化・還元のバランスを調節する分子を活性化し、体内に取り込まれた化学物質の解毒や抗酸化力を高めることで、がんを予防する効果が知られていた。一方、過食や肥満により酸化・還元のバランスが崩れると、さまざ
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