初職場「正規」は結婚率高く=28~42歳の男女1万人余調査―厚労省(時事通信) 学校を卒業したり中退したりした後に、初めて就いた仕事が正規の社員や職員だった人は、非正規の人と比べて結婚する割合が高くなっていることが21日、厚生労働省が公表した「21世紀成年者縦断調査」で分かった。同省は「安定した雇用、収入が期待できる正規の社員、職員に卒業後すぐに就くことが、結果的に結婚にも有利に働いた可能性がある」としている。 調査は2002年10月にスタート。毎年、同じ人を対象に質問票を郵送している。9回目となる今回は10年11月3日に実施し、当時28~42歳だった全国の男女1万3063人から回答を得た。 今回は、初めて就いた職を尋ねた03年調査時点で、正規か非正規かが判明した男女1万77人を分析。正規だった人のうち、男性は66.7%、女性は74.7%が結婚していた。一方、非正規で結婚したのは、男性が4