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ブックマーク / gurugurian.hatenadiary.org (3)

  • 労働現場におけるリンチの一例 - 歌ったらアカン歌なんてあるわけないんだッ!

    前回紹介した話は、「ちょっと良い話」ではあるが、朝鮮人戦時動員にまつわる話では、やはり悲惨な話、いたましい話が圧倒的に多い。 朝鮮人戦時動員について少しでも調べれば、当時朝鮮人に対する苛烈なリンチの例は、それこそ掃いて捨てるほど出てくる。以下は「消された朝鮮人強制連行の記録」に登場する古河鉱業所の大峰炭鉱の日人労務係の証言。彼は昭和十九年三月十九日の朝、李山という労働者が仲間の金を盗んで逃亡しようとしたのに気付き、「叩かないことにはしめしがつかん」ため、三十分ほど李山を叩く。以下はその後の記述(太字による強調は引用者。また文では労務係の実名が書かれているが、ここでは伏せ字にした)。 「○○さん、死んだぞ!」 その声を聞いても李山とは考えないで、寮生の誰かが事故死したと思った。 「おい、誰が死んだとか?」 「決まっとろうが、お前から叩かれた半島たい」 「馬鹿いうな、李山が死ぬわけがなか」

    労働現場におけるリンチの一例 - 歌ったらアカン歌なんてあるわけないんだッ!
  • 歴史修正主義者が答えに窮する質問。 - 歌ったらアカン歌なんてあるわけないんだッ!

    前に少し触れた、ミクシィの南京事件関連のコミュ*1(否定派が多数を占める)での今日のやりとり。とある否定派の人から「在日認定」された上で「ベトナムで韓国軍はどれだけ酷いことをしたか。そんなやつらに日人の戦争責任がどうこうなんて言われる筋合いはない」という趣旨のことを言われた。ま、在日認定とかベトナム云々は彼らがよく出してくる話なので別に良いのだけれど、その後いくつかのやりとりを経た後、こういう質問をしてみた。 「中国韓国の、あるいはアメリカでもその他の国でも良いのですが、自国の戦争責任と真摯に向かい合い、その実態を明らかにしようとする人を評価しますか。それとも否定しますか?」 実は以前にも、似たような質問を投げかけたことがあるのだけど、ちゃんとした答えはなかった。普通に考えれば、例えば韓国戦争責任に文句を言う人が、自国の戦争責任を追求する韓国人を評価するのは当たり前のはずなのに、なぜ

    歴史修正主義者が答えに窮する質問。 - 歌ったらアカン歌なんてあるわけないんだッ!
  • 「『百人斬り競争』と南京事件」書評、と覚え書き。 - 歌ったらアカン歌なんてあるわけないんだッ!

    「百人斬り競争」と南京事件―史実の解明から歴史対話へ 作者: 笠原十九司出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2008/06/01メディア: 単行 クリック: 25回この商品を含むブログ (7件) を見る 以下はミクシィレビューに書いたもの。 南京事件についてはそこそこ詳しいつもりではあったのだが、そんな自分にとっても書は圧巻だった。日刀が(一部で流布している俗説に反して)白兵戦や捕虜殺害などに対して非常に「実用的」であったこと、また当時の日では「○○人斬り」が残酷な行為ではなく、勇敢さ・勇猛さを示す行為として受け取られていたこと(当時、若い女性ですら「十九人ナデ斬りですって?マア、素敵だ!」と喜びの声を上げていたことが紹介されている)、また、新聞で「○○人斬り」があたかもスポーツ選手が好成績を挙げたかのように報道されたこと、そのことが兵士を鼓舞し、ますます「○○人斬り」に拍車がか

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