国際自然保護連合(IUCN)は17日、絶滅の恐れがある野生生物を分類した最新の「レッドリスト」を公表し、新たに太平洋クロマグロとアメリカウナギを絶滅危惧種に指定した。 絶滅危惧種は切迫度に応じて3段階あり、太平洋クロマグロが3番目の「2類」、アメリカウナギが2番目の「1B類」。いずれもアジアで消費や需要が拡大し、個体数が減少したことを理由としている。IUCNの指定は、ワシントン条約による国際取引規制などに影響を与える可能性がある。 IUCNは太平洋クロマグロについて漁獲量や平均寿命(7・4年)などから個体数の変化を分析し、直近3世代(22年間)で19~33%減ったと推定した。 水産庁は「クロマグロは国際間で資源管理をしており、(指定は)流通に直ちには影響しない」としている。 クロマグロは本マグロとも呼ばれている。太平洋と大西洋の2種があり、海域ごとに漁業国が国際委員会を作り、漁獲量を管理し
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