取材に応じる朱益鍾博士=14日午後、東京都内(原川貴郎撮影)慰安婦を巡る「強制連行」や「性奴隷」といった「物語」は「架空の作り話」だと学術的に論じた『反日種族主義「慰安婦問題」最終結論』(文芸春秋)の著者、韓国の朱益鍾(チュイクチョン)博士(経済学)が14日、東京都内で産経新聞の取材に応じた。朱氏は日韓関係の阻害要因となってきた慰安婦問題について「終わりにすべきだ。大切なのは韓日間のイシューにしないことだ」と語った。主なやりとりは次の通り。(聞き手 原川貴郎) --強制連行や性奴隷など、慰安婦運動グループの主張は「架空の作り話」だと記した