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文学に関するtaonのブックマーク (5)

  • 辻原登×絲山秋子「小説の余白に信を置く」 文學界10月号 | インタビュー・対談

    「文學界10月号」(文藝春秋 編) 常に外からやってくる「小説の言葉」を、いかに感受するか。住みよい場所を見つけることの重要性。 井伏鱒二が描く「粗忽者」について――。 文學界新人賞選考委員と受賞者、20年を経ての対話。 ◆プロフィール 辻原登(つじはら・のぼる)●1945年生まれ。85年「犬かけて」でデビュー。90年「村の名前」で芥川龍之介賞、99年『翔べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、05年「枯葉の中の青い炎」で川端康成文学賞、06年『花はさくら木』で大佛次郎賞、10年『許されざる者』で毎日芸術賞、11年『闇の奥』で芸術選奨文部科学大臣賞、12年『韃靼の馬』で司馬遼太郎賞など受賞多数。 絲山秋子(いとやま・あきこ)●1966年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。03年「イッツ・オンリー・トー

    辻原登×絲山秋子「小説の余白に信を置く」 文學界10月号 | インタビュー・対談
  • 『ゴーレム100』の超絶翻訳を原文と比較して検証してみた - 機械仕掛けの鯨が

    ゴーレム 100 (未来の文学) 作者:アルフレッド ベスター 国書刊行会 Amazon アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』(100は来べき乗表記)(渡辺佐智江訳、国書刊行会)は妙なである。 ワイドスクリーン・バロックの大家・ベスターの持ち味である大風呂敷を広げまくる展開や、イラスト・タイポグラフィを用いた視覚的要素もさることながら、イドの怪物・ゴーレム100を召喚する有閑マダム・蜜蜂レディたちの喋り方や、ガフ語と呼ばれる近未来での一種の方言の訳し方などが、あまりにこなれすぎているのだ。 というか、あけすけに言うと、「絶対に(訳者は)ふざけてンだろ!」と思ってしまうほど、自由で闊達な訳文なのである。 だが……巻末の山形浩生氏の解説では、 だが原文とつきあわせるとわかる。あらゆるダジャレ、あらゆるお遊び、あらゆる下ネタは、すべて原文通り。これほどに忠実な翻訳はないとすらいえる代物が

    『ゴーレム100』の超絶翻訳を原文と比較して検証してみた - 機械仕掛けの鯨が
  • 文字についての謎を文字で明かす、円城塔の最高傑作――「文字渦」(円城塔、新潮社) - SF游歩道

    書籍情報 作者:円城塔 出版社:新潮社 形態:単行 文字渦 作者: 円城塔 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/07/31 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 収録作品 「文字渦」 「緑字」 「闘字」 「梅枝」 「新字」 「微字」 「種字」 「誤字」 「天書」 「金字」 「幻字」 「かな」 感想・各作品解説 《新潮》連載時に「種字」を読んでからずっと単行化を待っていた。率直に、間違いなく今年の新刊の一番はこの作品で決まりだ。そう断言出来る。(しかしながらこの文章を書き上げるのに4ヶ月もかかってしまった) 円城塔特有の「どこまで当なのか分からない大法螺成分」は各短篇の題材自体に吸い取られているので、文字に関する論理的な考察に集中して読むことが出来る一冊になっている。その点では円城塔を初めて読むという人でもあまり抵抗なく読むことが出来るのではないか。川端康成文学

    文字についての謎を文字で明かす、円城塔の最高傑作――「文字渦」(円城塔、新潮社) - SF游歩道
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    taon 2021/09/13
  • 【著者インタビュー】佐藤亜紀『黄金列車』/ユダヤ人の金銀財宝を積み込んだ列車の迷走劇|P+D MAGAZINE

    1944年にブダペシュトを発ち、道中、保管庫に立ち寄ってお宝をごっそり積み込んだ通称・黄金列車。その約4か月に亘る迷走劇を、積荷の管理を命じられた大蔵省の中年職員らの奮闘を軸に描いた傑作。 2020/05/09 【ポスト・ブック・レビュー 著者に訊け!】 第二次世界大戦末期、文官としての交渉術でユダヤ人の財宝を守った役人たちを 硬質な文章で描出する傑作 『黄金列車』 1800円+税 KADOKAWA 装丁/柳川貴代 装画/西村隆史 佐藤亜紀 ●さとう・あき 1962年新潟県生まれ。91年『バルタザールの遍歴』で第3回日ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。03年『天使』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、08年『ミノタウロス』で第29回吉川英治文学新人賞など、ジャンルや国境を軽々と越えた物語群で読者を魅了する博覧強記の人。音楽にも精通する。「いずれはヨーロッパのどこか、物価がなるべく安い国に

  • 町田康が語る、酒を断って見出した“文学的酩酊” 「日常として忘れていく酩酊感が読者に伝わったら面白い」

    町田康の新作エッセイ『しらふで生きる』が、発売から3ヶ月経った今でも売れ続けている。作は作家・ミュージシャンである町田康が30年間毎日飲み続けた酒をやめ、酒とはなんだったのか? という問いを柱に、断酒して変わったことやその効用、そして過程などについて書いたもの。ハウツーのように、辞めるためのではなく、あくまで自分の経験を書き連ねた内容が、誰もが経験のある酒にまつわる失敗の記憶からか、やけに心に染みる名作だ。今回は、その著者である町田康に、「酒」のことを中心に、執筆のきっかけや文章で伝わる酩酊感などについて語ってもらった。(編集部) (お酒からの)離脱の過程を書こうと思った ――非常に面白いエッセイとして読みました。書いているあいだは、お酒を呑んでいる人や禁酒をしたいと思っている人に向けて書くという意識はあったんでしょうか。 町田:「こうしたらお酒がやめられますよ」といった、いわゆるハ

    町田康が語る、酒を断って見出した“文学的酩酊” 「日常として忘れていく酩酊感が読者に伝わったら面白い」
    taon
    taon 2020/01/29
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