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トーフビーツ、この男は本当に走り続けている。2009年の“しらきや”で笑わせ、2012年の“水星”ではヒップホップ・ビートのうえに切ない夢を描いた若者は、それからほぼ毎年のように作品を作っては出している。思春期にSNS文化に親しんだほとんど最初のほうの世代のひとりとして、シンプルなメロディを持った彼の音楽(主にヒップホップとハウスかる成るダンス・ミュージック)にはネット・レーベルの古参〈Maltine〉と同じように、非日常ではなく、日々の営みのなかにこそインターネットが存在する世代への感覚的なアピールがあったのだろうけれど、それと同時に、トーフビーツの汗をかいている感じ、自分の人生を一生懸命に生きている姿にも共感があったのだと思う。がむしゃらさは、彼の切ない夢の音楽と並列して、つねにある。この実直な思い、熱さこそ、大人たちから失われてしまいがちなものだ。トーフビーツの音楽を聴いていると、ぼ
時代小説「天地明察」やSF小説「マルドゥック・スクランブル」を手がけた作家・冲方丁氏の、自身初となる官能小説「破蕾(はらい)」が発売された。本作には、江戸を舞台に3名の女性の生き様が収められている。 そして、本書では初の試みとしてランジェリーブランド「Albâge(アルバージェ)」とコラボレーションし、小説購入者に抽選でランジェリーがプレゼントされるという。 なぜ今、官能小説を手がけたのか?官能とは何なのか?冲方丁氏とアルバージェデザイナー高崎聖渚氏に話を聞いた。 書きたいのは女性の生き方を描いた官能小説 ーーー冲方さんは今回初となる官能小説ですよね? 冲方丁(以下、冲方):はい。今までも官能小説を書かないかというオファーはありましたが、何を書いていいのかわからなかったんですよね。世の中に官能小説は山ほどあるので、今更書く必要がないと思っていました。 でも今回、時代小説を背景にして、女性を
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