2019年、結成30周年を迎える電気グルーヴ。90年代以降の日本に「テクノ」「クラブ」というカルチャーを根付かせ、音楽シーンに大きな影響を与えた。「Shangri-La」などのヒット曲を生み出したほか、海外進出を果たし、ヨーロッパのテクノ・シーンでも知られる。石野卓球はDJ、ピエール瀧は俳優と、個人でも活躍してきた。30年、破天荒な2人が共に歩める理由は――。(取材・文:兵庫慎司/撮影:三浦憲治/Yahoo!ニュース 特集編集部)
2000年の結成から19年。かしゆか(樫野有香)、あ〜ちゃん(西脇綾香)、のっち(大本彩乃)の3人からなるPerfumeは、中田ヤスタカが作り出す、シンセポップ、テクノ、EDMが融合した近未来的サウンドを体現するカリスマ的表現者へと成長した。 若さが重視されるJ-POPでは異例といえるほど、長きにわたって人気を誇る彼女たちはまた、単独で海外ツアーを行うことができる数少ない日本人アーティストでもある。 2018年8月リリースのアルバム「Future Pop」を携えた北米ツアーを前にしたPerfumeの3名に、NY在住の米国版フォーブス記者が東京でインタビューを実施。そのキャリアや日本の音楽シーンの変遷について語ってもらった(編集部注:本記事は英語で公開されたオリジナルを翻訳したものです)。 ──2018年の終わりを迎えて、どのような心境ですか? かしゆか:2018年を振り返ると、2年ぶりにア
皆さん、お金はありますか?僕は新卒で就職した職場を即ヤメ、その後起業して数年頑張って破滅、その後は曖昧に生きているうちにライターをやったり本を書いたりするようになったというキャリアです。つまりどういうことかというと、人生を通してお金はまるでありませんでした。会社の口座に二千万入っていても、僕の財布には数千円。社員はクレジットカードが作れるのに社長の僕は作れない。そんな人生です。そんなわけで借金玉と名乗っております。よろしくお願いします。 しかし、その一方で僕は人生でほとんど「生活費に困る」という体験をしたことがありません。月収は少ない時で6万円くらいでしたが、結構それなりに人生を楽しく生きて来たな、という気がします。会社の資金繰りが死んでしまうとかそういう苦しみはありましたが、生活資金という意味では足りないと感じたことはほとんどありません。月収が60万円でも6万円でもあまり変わらず生活して
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