バチカンでは、生前、敬けんな信仰を貫いた人をカトリック教会の最高の位である「聖人」とする式典が行われ、東ヨーロッパの民主化を後押しした法王としても知られるヨハネ・パウロ2世が、死去から9年という異例の早さで聖人に列せられました。 バチカンのサンピエトロ広場では、27日、大勢のカトリック信者が集まるなか、ローマ法王のフランシスコ法王と前法王のベネディクト16世が参加し、生前、敬けんな信仰を貫いた人をカトリック教会で最高の位である「聖人」とする式典が行われました。 この中でフランシスコ法王は、「ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世を『聖人』とすることを宣言する」と述べ、2人の元法王を同時に「聖人」と認めました。 「聖人」となるには、通常、死後、2つの奇跡を起こしたことが認定される必要があり、このうち、ヨハネ・パウロ2世は、フランスの修道女と中米コスタリカの女性を重い病から回復させたことが奇跡と認め
企業などに従業員の「ストレスチェック」を義務づける労働安全衛生法の改正案が今国会で成立する見通しが高まっている。健康診断のようにメンタルヘルス対策を義務付けるのは初めてで、人事・労務体制を見直すきっかけとなる可能性もある。2015年度にも導入されるとみられる新制度の課題を探った。改正案では50人以上の事業所に対して年1回、疲労や不安、抑うつなど心理的な負担の程度を把握するため、従業員へのストレ
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