来月9日に始まる大相撲九州場所の番付が発表され、先場所、新入幕で13勝を挙げた逸ノ城が、昭和以降で最も速い初土俵から所要5場所で西の関脇に昇進しました。 モンゴル出身の逸ノ城は、先場所、横綱・鶴竜、大関の稀勢の里と豪栄道を次々に破る快進撃で13勝を挙げ、千秋楽まで横綱・白鵬と優勝を争いました。 幕下付け出しでの初土俵から所要5場所での関脇昇進は、昭和以降では武双山の7場所を上回る最も速いスピード出世です。 また、新入幕の次の場所に関脇に昇進したのは昭和以降で初めてです。 横綱・白鵬は先場所、14勝1敗の成績で3場所連続31回目の優勝を果たし、優勝回数で歴代2位の千代の富士に並びました。 九州場所も東の横綱に座り、歴代1位の大鵬に並ぶ32回目の優勝を狙います。 碧山は先場所、東の前頭3枚目で10勝を挙げ、初めて関脇に昇進しました。 また、勢が先場所、西の前頭5枚目で10勝を挙げ、新たに小結に