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  • 脳分割問題 - 哲学的な何か、あと科学とか

    1960年頃、てんかん患者の治療として、 左右の脳を繋ぐ脳梁(のうりょう)を切断する手術が行われた。 てんかんとは、 神経細胞の異常放電によって、脳全体に不当な信号が次々と伝播して、 「けいれん」などの発作を引き起こす脳の機能障害のことである。 このてんかんの信号は、左右の脳を繋ぐ脳梁(のうりょう)を 伝播することを好み、この脳梁を介して、 左右の脳に繰り返し伝播すること(共鳴現象)によって 発作を引き起こす。 そこで、当時の医者たちは、 「じゃあさ、左右の脳を繋いでる線を切っちゃえば、いいじゃん。 物理的に切ってしまえば、信号が伝播しなくなるから、 発作を軽減することができるかも♪」 と考えたのである。 そして、実際、その考えは正しく、 この脳梁切断手術(脳分割手術)によって、 多くのてんかん患者の発作がなくなった。 さて、この脳梁切断手術(脳分割手術)によって、 「左右の脳の連絡網を切

    taqpan
    taqpan 2011/11/02
    脳梁を通して左右の脳は何を交換しているのかな。人間が片脳でも生きていけるのであれば、2つの脳は合議システムでしかないのかもしれない、とか思ったり。
  • 哲学的な何か、あと科学とか

    Q1:飲茶さんは、 「『機械的な部品』にすぎない脳細胞がどんなに集まっても、 なぜクオリアが生じるのか説明ができない」 と言っていますが、 たとえば、車のエンジンは、『機械的な部品』が集まってできたものですが、 エンジンをどんなに分解しても、「車が走るという現象」はでてきません。 脳とクオリアの関係も、これと同じで、 説明できなくても当たり前ではないでしょうか? つまり、クオリアを問題にしている人たちは、 「エンジンを分解したのに『車が走る』という現象がどこにもないぞ」 と大騒ぎしているのと同じではないでしょうか? A1:いいえ、ちがいます。たしかに、エンジンを調べても、 「車が走る」という「現象そのもの」は出てきませんが、 「車が走る」という「機能の仕組み」は説明はできます。 たとえば、「なぜ車が走るのか。それは、エンジンの中でガソリンが爆発して、 その力がシャフトに伝わり、タイヤを回す

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    taqpan 2010/05/22
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