レッド/グリーン/リファクタリングの三拍子 レッド/グリーン/リファクタリングというのは、それぞれ特に新しい用語というわけではない。レッドとグリーンは、それぞれ、NUnitのようなテスト・ツールで表示される結果を意味する。これらのツールでは、テストが進行するにつれてバーが伸びていくように表示することが多いのだが、その際、エラーがなければ緑色(グリーン)、エラーが起きると赤色(レッド)になる。つまり、レッドとはテストがパスしない状況、グリーンとはテストをパスしている状況を意味する。リファクタリングはすでに説明したが、ソース・コードをきれいな形に修正する作業である。 これらを踏まえてレッド/グリーン/リファクタリングという言葉を解釈し直せば、 テスト失敗/テスト成功/コードをきれいにする と読み替えることができる。とはいえ、 レッド/グリーン/リファクタリング といった方が格好よいし、リズム感