December 14, 2009 (Last Modified: October 27, 2022) Mathematicaにおいてプログラムの実行速度を最適化する際の項目を思いつく限り挙げてみた。 関数型パラダイムで書く 必然的に組み込み関数を多く使い、リストをまとめて操作することになるので手続き型で書くより速くなることが多い。 コード量も少なくなって読みやすくなるので、よほどのことでない限りMathematicaでは関数型で書く。 具体的には、手続き型ループ構文(Do, For, Whileなど)をやめて、MapやThreadを使うようにする。 出来る限り組み込みの関数を使い、呼び出し回数を減らす 組み込み関数でできることは出来る限りやらせる。 ドキュメントを探すと、Mathematicaは意外と多くのものが組み込みでできるようになっている。 例えば、整数商を求める場合はFloor[
